第31回日本ゴールドディスク大賞、嵐が歴代最多となる5度目の大賞に輝いた。
◆日本ゴールドディスク大賞受賞回数
嵐 5回
浜崎あゆみ AKB48 3回
CHAGE AND ASKA TRF 宇多田ヒカル
倖田來未 EXILE 2回
日本ゴールドディスク大賞とはCD、音楽DVDの年間売上金額が最も多かったアーティストに贈られる賞である。
しかし俺には、どうしても疑問が残ってしまう。なぜなら嵐は、AKBの半分しかCDを売上げていないからだ。
嵐、AKBのアルバム売上はともに80万枚程度でほぼ同等。そしてシングル売上について言うならば、AKBが確実に120万枚以上を売上げるのに対し、嵐は70万枚ほど、手数で言っても、AKBが毎年きっちり4枚のシングルをリリースするのに対して、嵐はだいたい年間3枚だ。
嵐のゴールドディスク大賞受賞、これにはCD売上ではなくDVD売上が大きく寄与しているのだろう。
しかしここで疑問がまた一つ。俺の記憶が正しければ、かつてゴールドディスク大賞は純粋にCD売上のみで選出されていたはずだ。なぜDVD売上が考慮されるようになったのだろうか。
考えるまでもない。間違いなくジャニーズ事務所の圧力だろう。
AKBの握手券商法もえげつないが、ジャニーズの旧態依然体質もまた呆れたものである。