今こそ突き崩せ!アニメオタクの軍事境界線!! | まきしま日記~イルカは空想家~

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最近深夜、俺はTOKYO MXでアニメ番組ばかり観ている。もともとは他のチャンネルが何もやっていないからという消極的理由で仕方なく観ていたのだが、観続けていると、どうしてなかなかこれが面白い。そして一般的にはマイナーな、いわゆる”オタク”向けアニメを観ながら思うのだ。「”オタク”という概念、それはさながら”ナショナリズム”だ」


20代の頃、俺は趣味で短編小説を書いていた。少し自慢をすると、小さな文学コンクールでちょっとした賞を獲ったこともある。しかし俺は、小説というものを一切読んだことがない。もし俺に欠片でも文学的素養があるとしたら、それは漫画・アニメで培ったものだろう。


幼少期、俺の記憶の一番最初にあったのは『ドラえもん』だ。『ドラえもん』のアニメや漫画、劇場映画、それは俺にとって生まれて初めて触れる”文学”であった。少年期に至り、俺は手塚治虫の漫画を読み、ジブリ映画を観るうちに知らず知らず感受性を養った。そんな経緯ゆえ俺の中には、すでに多種多様なアニメ文化を受け入れる土壌があったのかも知れない。


けれど、今俺が立つ場所に”国籍”はない。”オタク”と”非オタク”の国境線、そこはまるで北緯38度線のような軍事緊迫地帯である。外部者にとって、”オタク”という語の示すところは”侮蔑”だ。彼らは内部者の趣向を決して好意的に捉えようとはしない。一方内部者にとって、”オタク”とは”信条”であり”理念”だ。彼らもまた、いわゆる”にわか”を認めようとはしない。つまり双方が双方に対し排他的であり、その中間に位置する者はどこにも属性を見出せないのだ。


ならば、ライトファンに”オタク”向けアニメを嗜む余地はないのか。いや、存分に享受している者も存在する。日本のアニメファンの外国人たちだ。彼らは誰もが分け隔てなく”Japanese OTAKU culture”を愛し、そこに”侮蔑”や”排他”という悪しき要素は一切介在しない。そのような寛容な門戸がなぜ本家本元の日本人には開かれていないのか。


俺は声を大にして言いたい。ベルリンの壁のように立ちはだかる”アニメオタクの軍事境界線”、それを今こそ突き崩すべきだ。有名無名や趣向の如何を問わず、秀逸なアニメ作品は誰もがともに共有し、愛で称えそして大いに鑑賞を楽しむべきであろう。




  ◆日本を代表するアニメといえば?
    (「gooランキング」より)

  1位  ドラえもん    3815票
  2位  サザエさん    2856票
  3位  ONE PIECE    2304票
  4位  ドラゴンボール    2088票

  5位  それいけ!アンパンマン    485票
  6位  鉄腕アトム    468票
  7位  名探偵コナン    444票
  8位  ポケットモンスター    420票
  9位  ルパン三世    366票
  10位  宇宙戦艦ヤマト    315票

                 (以下省略)




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