
私はガム 派!
実に世知辛い世の中だ。
今じゃおちおち、外で煙草も吸えなくなった。
理由は2つ。
(1)とどまることを知らない煙草増税
(2)荒れに荒れ狂う喫煙者排斥運動
勤めていた会社は全館禁煙となり、
ファミレスや喫茶店までもが次々と全席禁煙に。
もはや喫煙者は酸素を吸うなと言わんばかりだ。
今にこの21世紀日本においても、
喫煙者を強制収容するゲットーが建てられるのではないか。
まきしま死すとも煙草は死せず。
喫煙者の人権を容赦なく蹂躙するこの歪んだ社会的風潮に、
俺は屈することなく断固として立ち向かう。
…と言いたいところだが。
煙草が1箱千円にまで値上がったら、
さすがに俺も禁煙を考えざるを得まい。
そしてその時、口寂しさを紛らすために、
俺は飴ではなくガムを選ぶだろう。
なぜなら、飴を舐めながらでも煙草は吸えるが、
ガムを噛みながら煙草を吸うことは出来ないからだ。
俺が煙草ではなくガムを口にした時。
それがこの立憲民主主義国家日本における、
普遍的人権主義の破綻であり終焉だ。