ブログネタ:禁○○経験
参加中
これまで何度か日記で書いた通り、
俺はゲーセンのパンチングマシンが強い!
そりゃあもう、友人の中でも断トツに強い!
まだ試したことはないが、
立ち技ルールだったら吉田沙保里に勝てるんじゃないか?
そのレベルで強い!!
そんな俺がパンチングマシンに最もハマったのが、
大学浪人時代である!
あえて治安の悪い深夜にゲーセンに行き、
本日最高記録を出してヤンキーたちをビビらせる!!
そんな屈折したストレス解消法を繰り返していたのだが…
ある時、うかつにもパンチの芯を外してしまい、
右手の親指を痛めてしまった!
「ヤ・バ・イ…!!」
浪人生にとって、まさに右手は命だ!
当たり前だが、ペンが持てなくては勉強出来ないからだ!!
幸いペンは握れたが、俺は心から怖くなった。
「よし、決めた!
大学に受かるまで、俺はパンチングマシンを打たない!!」
こうして俺は、”禁パンチ宣言”をしたのだ!
そして年末、俺は浪人仲間の友人某氏と居酒屋で飲んでいた。
酔った勢いでそのままゲーセンへ!
するとそこには…パンチングマシン!!
某氏「おっ!パンチングマシンやろうぜ」
うっ…俺の心は揺れた。
某氏は体重80kgの巨躯に剣道部で鍛えた剛腕!
コイツと勝負してえ!!
しかし俺は、自らに”禁パンチ”の誓いを立てた身!
ここで誘惑に負けて、また右手を痛めたらマジで最悪だ!!
そんな俺を傍らに、某氏のパンチがマシンにさく裂!
ズガンッ!!スコアは…105!!
なんて美味しそうなスコア!嗚呼、俺は一体どうすれば…
そしてついに腹を決めた!
「左手で打とう。まあ、勝負にもならないだろうけど…」
俺は慣れない左手でマシンにパンチ! ズガンッ!!
果たしてスコアは…115!?
なんと俺は、左手で某氏に勝ってしまったのだ!!
その時だ!
某氏は一生忘れられない、悪魔のような言葉を吐きやがった!!
「まきしま、お前はパンチが強い!パンチの勝者はお前だ!!
だけど3ヶ月、人生の勝者は俺だ―――――!!!」
かくして3ヶ月後、某氏は早稲田大学に、
俺は代々木ゼミナールに見事合格したのであった!!
皆さんもどうか肝に銘じて欲しい!
もし”禁パンチ”の誓いを立てたなら、
どんなことがあっても、決して破ってはならない!!