大山のぶ代、ドラえもんをありがとう | まきしま日記~イルカは空想家~

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ちゃんと自分にお疲れさま。

今月15日、日本アニメ界に大激震が走った!

ドラえもんの前声優として知られる大山のぶ代女史(81)。
夫の砂川啓介氏によって、
重度の認知症であることが明かされたのだ!!

砂川氏によれば、女史は現在、
かつて25年に渡りドラえもんの声優を務めていたことさえ、
思い出し得ない状態であるという。




恐らく全国に、老若男女数千万人!
日本アニメ界における最大勢力と言えよう、ドラえもん党!!

そして俺もまた、その端くれたる1人!
世代区分で言うなら、「ドラえもん第2世代」だ。

今から10年前、2005年!
日本中のドラえもん党が真っ二つに割れる大事件が勃発!
ズバリ!「ドラえもん声優陣交代事変」である!!

水田わさびらドラえもんの新声優陣!
これに擁護派、否定派双方分かれてまさに大論争!!

ちなみに俺は、一貫して新声優陣擁護派の立場を通した!
その拠り所たる主張は2つ。

(1)大山のぶ代を殺す気か!?

当時すでに大山のぶ代は70代、体力的に限界であったと聞く。
ただファンの勝手なノスタルジーの為に、
女史を過労死するまで引っ張り出す気か!?

(2)ドラえもんを過去の遺物にしてはならない!!

ドラえもんは俺ら大人の懐古のためにあるのではない、
次世代、さらに次世代の子供たちのためにある!
遥か将来を見据えるなら、時代革新を拒んではならない!!

そして現在、水田わさびら新声優陣は、
見事にドラえもんの世界観を再構築してくれた。

しかしながら、
俺だって古き良きを知るドラえもんファン!

いつか、たとえどんな形であれ、
もう一度大山のぶ代の声でドラえもんが観たい!
古参のドラえもん党として、当然の願望であろう!!

けれどそれも今や、夢と潰えてしまった。




まきしま、元介護員として。
認知症というのは、決して生易しい疾患ではない!

今後、医療・介護の施し如何によっては、
女史はある程度健康で快活な生活を送れるかも知れない。

しかし!残念ながら声優業への復帰は、
不可能に近く困難であると言わざるを得ない!!

大山のぶ代、俺は女史のドラ声を決して忘れない!
そして作者故・藤子・F・不二雄氏にも比肩する大功労者に、
今、最大限の敬意と謝意を表したい!!

大山のぶ代、ドラえもんをありがとう。




  ◆日本を代表するアニメと言えば?
     (「gooランキング」より)

   1位  ドラえもん   3815票
   2位  サザエさん   2856票
   3位  ワンピース   2304票
   4位  ドラゴンボール   2088票
   5位  アンパンマン   485票
   6位  鉄腕アトム   468票
   7位  名探偵コナン   444票
   8位  ポケットモンスター   420票
   9位  ルパン三世   366票
   10位  宇宙戦艦ヤマト   315票 (以下略)