遅すぎた俺の異様な特技 | まきしま日記~イルカは空想家~

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ちゃんと自分にお疲れさま。

俺は小学時代は少年チームでサッカー、
中学時代の部活は柔道をやっていた。

で、その腕前はと言うと…
素人に毛が生えた程度。とても玄人は名乗れない!

YES!俺はかなり運動神経が悪いのだ!!

「たとえ運動で努力しても、結果はたかが知れている!」
俺は自分を良く知っていた。

中高と特に真面目に部活をする訳でもなく、
ひたすらせっせと勉強をしていた。



そんな俺が自分の異様な特技に気付いたのは、
受験勉強から解放された大学時代だ。

わりとアクティブに友人とスポーツをしていたのだが…

例えばテニス。例えばバドミントン。
言うまでもなく超不器用、恐ろしく下手であった。

しかし俺は、制空権を奪られたことはただの一度もない!
空中戦だけなら、完全に独壇場だ!

  ・俺の身長は177cm
  ・左右の腕のリーチは185cm
  ・垂直跳び72cm

これらのデータから、果たして何が言えるか?
そう!俺は跳んだ時の打点がめちゃくちゃ高いのだ!!

ジャンプしてバスケのリングに触れる俺の最高到達点は、
軽々と3m以上。

これは女子バレーボールの日本代表レベルだ!!



もっと早く自分の異能に気付いていれば…
俺はサッカー、柔道なんかやってる場合じゃなかった。

バレーだよ!バスケだよ!陸上走り高跳びだよ!!

そして何より一番のミスチョイス!
全くの徒労に終わった中高時代の受験勉強だ!!