何かとヘタレイメージがつきまとう俺だが…
この際ハッキリ言ってしまおう!
俺まきしまは、本田圭佑にも匹敵する「有言実行の男」だ!!
そして以前、確か俺はブログにて、
ある目標を大々的に公言した!
「このひと夏、俺は家では裸族で過ごし通してみせる!!」
裸族にとって最大の屈辱とは何か?
言わずもがな!それはパンツを履くことだ!!
男のランドマークタワー、ゴールデンボール周辺には、
全身の主要な血管が集中している。
つまりである!
パンツを履いて下半身の血管を保温、
これは全身に衣服をまとうも同然の行為なのだ!!
さてこの1ヶ月、
俺は順調に裸族生活を通して来たのだが…
痛い!臀部がまるで焼けるように痛い!!
鏡で臀部を確認、そこには巨大なすり傷!!
以前、介護職をしていた俺には一目で分かった!
褥瘡―――――
それは皮膚とシーツの摩擦による、深刻な床ずれである。
まさにスネちゃまばりに、おデリケートな俺の下半身!
ついに過酷な裸族生活に耐えきれず悲鳴をあげたのだ!!
そんな訳で俺は今、家でパンツを履いて過ごしている。
言うまでもない!
それは裸族生活の頓挫、そして敗北を意味する!!
この上ない失望感!挫折感!無念だ…
俺は古代ローマ人が残した、ある格言を思い出した!
「裸族は一日にして成らず!!」