まず始めに、自身の立場を明らかにする。
俺はAKBファンではない。
そして近年のミュージシャンについては、誰のファンでもない。
ただ、音楽チャートをこよなく愛する者である。
AKB旋風が吹き荒れて、もう5年が経とうとしている。
ミリオンシングルは現在18作!
言うまでもなく日本記録であり、自身の記録を更新中だ!
そしてここで当然、至極真っ当なツッコミ!
「AKBは発売初週で100万枚を売上げるが、商法が実に汚い!
実際の購買者は、せいぜい30万人程度だ!」
ならば、AKBの実質購買者数を30万人と仮定しよう。
AKBのミリオン連発で完全に数字感覚が麻痺してしまったが、
30万枚!これは決して容易い数字ではない。
そして!忘れてはならないのは、
今やCDを買わずとも音楽が聴けるという事実だ!
現在の30万枚、それは一昔前の50~60万枚にも相当しよう。
さらに、5年間という期間も決して短くはない!
俺の記憶する限りにおいて…
5年以上に渡り、初動50~60万枚を売上げ続けたのは、
B'z、ミスチル、そして近年の嵐だけである!
日本記録がどうとかメディアが騒いで反感を招いているが、
「AKB商法」分を差し引いても、十分快挙に値するのだ!
これはあくまで個人的意見だが…
全国民的人気という尺度に照らしても、
AKBは嵐と同等に正当な評価を受けても良いのではないか?
そしてジャニーズファンの方のお怒りを買いそうだが…
嵐と同格!ならば音楽活動についてのみ言うのなら、
AKBはSMAPよりもやや格上となるだろう!
【(参考)シングル総売上】
1位 B'z 3544万枚
2位 AKB48 2878万枚
3位 Mr.Children 2845万枚
4位 サザンオールスターズ 2431万枚
5位 SMAP 2121万枚
6位 浜崎あゆみ 2056万枚
7位 嵐 2008万枚
8位 GLAY 1923万枚
9位 ZARD 1767万枚
10位 安室奈美恵 1667万枚