「馬渡はにわ公園」睡蓮が咲く
「馬渡はにわ公園」の水源から続く湿地帯に、平成三年から始まった4,000株の花菖蒲が植栽されています。その湿地帯の終わりに水遊び用の池が作られています。そんな池には睡蓮が可憐にひっそりと咲いています。今回は人影少ない池に咲く桃色睡蓮を四枚掲載しました。
 
花菖蒲咲くこの場所は、国指定史跡「馬渡埴輪製作遺跡」。「まわたり・はにわ・せいさく・いせき」と呼びます。昭和38年に地元の中学生がヤマユリの球根を掘っていて、馬型埴輪を見つけたのが遺跡発見のきっかけとなりました。
 
菖蒲(あやめ)と花菖蒲(はなしょうぶ)は同じ菖蒲を書きます。茨城県では、南にある潮来の菖蒲(あやめ)が有名です。ひたちなか市のある県央部では何故か花菖蒲です。「いずれが菖蒲(あやめ)、杜若(かきつばた)」ともあります。
 
