日光「二荒山神社」は、関東平野北部に立つ日光連山の主峰・日光三山を神体山として祀る神社です。
私達日本人の先祖は、命の元である水を恵んでくれる山々に恐れと尊敬の心を抱いて、そこに神々がいると信じた。そこで自然に生まれたのが山岳信仰です。
関東平野の北部にそびえる霊峰二荒山(今の男体山)は古くから神の山としてうやまわれてきました。
奈良時代の末、勝道上人が二荒山山頂に小さな祠を祀った。天応二年(782年)のことでした。1200年以前のことです。これが二荒山神社の奥宮で、二荒山神社の始まりです。
社殿は日光の社寺最奥の本社、中禅寺湖畔の中宮祠、男体山山頂の奥宮からなる豪壮な大神社です。