秋の田起こしが終了「塙の棚田」 | 偏屈な親父による「デジタルカメラ」ぶらり日記

秋の田起こしが終了「塙の棚田」

「塙の棚田」は、茨城県北部で福島県と県境を接する常陸太田市にあり、平成大合併前は里美村でした。
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秋に田起こしをするのは、農業を行う者の常識でしょう。常陸太田市佐竹地区には、田起こしをしない水田があります。秋に田を掘らない、「秋田を掘らない」と云う佐竹崇拝です。
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常陸太田市佐竹地区は、平安末期から関ヶ原の戦いまで常陸国を治め善政をしいてきた佐竹氏発祥の地です。関ヶ原の後、徳川家康により秋田へ国替えとなりました。
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それで佐竹氏を慕う農民は「秋田を掘らない」となりました。常陸太田市南部には、北(秋田)を向いた墓地があります。暖かい南を向いた墓が茨城県では常識となっています。そんな佐竹氏を崇拝する領民子孫は何時まで存在するのか。
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