「偕楽園」表門付近に十月桜咲く
「偕楽園」表門付近に十月桜がちらほらと咲いています。表門は別名「好文亭」表門と云われ、その名の通り斉昭公開園時の江戸期は表門が正門だったようです。
「偕楽園」表門は、茅葺きの存在感のある門です。太平洋戦争の水戸空襲で焼失し、往時のまま再建されました。
十月桜は、普通のさくらと同じように4月に一度開花します。さらに茨城県水戸地方では10月と年に2回開花します。花は4月と比較して小ぶりですが、きりっとした白色です。
秋から冬にかけて咲く桜のことを総称して「冬桜」と言います。十月桜がその代表選手と云うのは依怙贔屓でしょうか。「偕楽園」にはもう一種類の桜がさいています。梅だけでなく桜(春も秋も)も凄い「偕楽園」です。