巨大地震で閉館中「弘道館」③ | 偏屈な親父による「デジタルカメラ」ぶらり日記

巨大地震で閉館中「弘道館」③

平成23年3月11日(金)14時46分巨大地震発生。

茨城県水戸市「弘道館」震度6強

梅まつり期間中ですが、崩落箇所多数にて閉館中です。

●憩いの場という言葉がピッタリの「弘道館公園」
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●梅に囲まれている「八掛堂」
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東日本大震災・東北関東大震災の当日13時から14時まで弘道館公園を歩き回っていました。地震の1時間前です。

●威風堂々「弘道館正庁」
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●「至善堂」脇の梅たち
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巨大地震の爪痕で水戸の街が閑散としています。本来なら第115回「水戸の梅まつり」が最終盤の筈でした。メイン会場である「偕楽園」が休園、「弘道館」が休館中です。弘道館は、正庁玄関の外壁がはがれ落ちるなど被害を受けています。鐘楼などは、完全に崩壊してしまったようです。太平洋戦争でアメリカ軍の爆撃に勝利した「弘道館」が傷つきました。

JR水戸駅を発着する常磐線・水戸線・水郡線が不通のままです。納豆メーカーを中心に梅まつり期間中の被害額は甚大で、売上は例年の1割程度のところが多いようです。

しかし、水戸の街を盛り上げるにはエネルギー不足です。今は雌伏の時、充電の時です。

地震のエネルギーのように深く沈み込み、時期が来たら大きく飛びあがる事が出来ます。

茨城県は、県民性・地域性から何をやっても中途半端です。「東北関東大震災」の被害も中途半端でした。

今回だけは、この『中途半端』に感謝したいと思います。

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