井上陽水の代表曲?「少年時代」 | 偏屈な親父による「デジタルカメラ」ぶらり日記

井上陽水の代表曲?「少年時代」

【お気に入りの一枚】…小木津山自然公園の紅葉

植樹されたのではなく、悠久の時を見つめてきた原生モミジ
偏屈な親父による「デジタルカメラ」初老日記

井上陽水・作詞作曲歌唱 『少年時代』


藤子不二雄(A)の原作漫画を映画化した時の主題歌

交流のあった藤子不二雄(A)から直接依頼された

監督…篠田正浩(岩下志麻の旦那にして箱根駅伝選手)

脚本…山田太一(岸辺のアルバムなど名作多数)


福岡県飯塚市の少年時代の情景を歌詞にしたと思われる。映画公開後の動きは少なかったが、翌年(1991)SONY・ハンディカムのCMソングとして採用されると大ヒットした。

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夏が過ぎ 風あざみ だれの憧れにさまよう

青空に残された 私の心は夏もよう


夢が覚め 夜の中 長い冬が

窓を閉じて 呼びかけたままで

夢はつまり 思いでの後先


夏祭り 宵かがり 胸の高鳴りに合せて

八月は夢花火 私の心は夏もよう


目が覚めて 夢のあと 長い影が

夜に伸びて 星屑の空へ

夢はつまり 思いでの後先


夏が過ぎ 風あざみ だれの憧れにさまよう

八月は夢花火 私の心は夏もよう

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ヒット後、話題になったのが「風あざみ」という言葉です。「おにあざみ」はあっても、日本語として「風あざみ」は無い。メロディにのせる言葉として、自然に出てきたらしい。「風あざみ」は、井上陽水氏の造語である。初期の心もよう(1973年)など名作・名曲は数多いが、私自身の井上陽水代表曲をあげれば『少年時代』になります。