ローズガーデン最後の薔薇が残る
猛暑日だったうだるような暑さの国営「ひたち海浜公園」、花を求めてうろうろした散策紀行は、今回が最後です。
九時半の開園時間に入り、ローズガーデンにたどり着いたのはお昼頃でした。水分は十分補給したが、熱中症寸前のフラフラ状態です。ふと思ったのですが、写真で暑さを表現出来るのだろうか。ローズガーデンでの五枚は、湿度の低い涼しげな薔薇になっている。温度感を表現するのは、高度な技術と感覚が要求される。
我が茨城県は、神代の昔から薔薇と深い関わりがあります。「常陸風土記」があり、何せ県名が「いバラき」ですから。
茨城県は、県の木が「梅」で、県の花が「薔薇」です。何故か妙に説得力のある選定だと思います。
薔薇の開花は六月が一般的だが、品種改良により遅咲き薔薇が生まれた。我が隣家の薔薇園でも、八月の声を聞いても、未だ何輪か咲いている。
薔薇は、菊と共に品評会の盛んな花で、栽培技術が競われています。別名「喧嘩花」と呼ばれ、姿形の優美さと反対の醜い戦いがあるようです。
