「北海道そば」④実りの梅雨です
「けんちんソバ」という茨城独特の蕎麦の食べ方があります。蕎麦が貧しい食べ物だった時代の遺産だと思われます。蕎麦単独では美味しくなく、野菜の力を借りる必要があったようです。美味しくブランド化された「常陸秋そば」のメニューでは邪道です。「常陸秋そば」の有名店で「けんちんソバ」は止めて欲しいものです。つゆ無しでも「常陸秋そば」は十分に美味いので。
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「北海道そば」の花が咲いてひと月になろうとしています。あっという間に白から茶へ変わろうとしています。
相変わらずメルヘンチックな蕎麦畑オーナーの家です。広大な蕎麦畑にたたずむ不思議な空間を演出しています。
白が蕎麦です。緑は、花が咲いていなくて実も付けていません。名のある雑草で、蕎麦畑に必要な植物のような気がします。
森の向う側は、早戸川流域の水田地帯です。防風林の役割なのでしょうが、蕎麦以前の作付が不明です。周囲の広大な畑は、小麦とさつま芋が作付けされています。
