思ったより小規模な「土浦城」跡

茨城の史跡巡りの重要ポイントと思っていた「土浦城」を訪ねた。何が重要かと言うと、濠（堀）が残っているのが素晴らしく、茨城県で唯一江戸期からの建物遺構が現存する城なのである。しかし、城址公園として残っているのは一部外濠と内濠だけで、思っていたより、イメージしていた感じより小規模だった。

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【前川御門（高麗門）】

【太鼓櫓門】①

【太鼓櫓門】②

「土浦城」は霞ヶ浦近くにあり、堀で守られた平城です。立地条件から度重なる水害でも水没することがなく、水に浮かぶ亀の甲羅のように見えたので「亀城」の異名がある。

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【西櫓】一部再建

【東櫓】再建

茨城県県南部における土浦市の地盤沈下が叫ばれて久しい。ＪＲ土浦駅西口から亀城公園までの１ｋｍを歩いてみて実感した。お昼時にも関わらず歩っている人が少ない。「かすみがうらマラソン」でＪＲ土浦駅東口を何度も彷徨っていたが、参加者が一万人以上と同行者で活気に満ちていた。新興のつくば市から、歴史ある土浦市への回帰と復興を願いたい。