浦和、G大阪など4強入り J2札幌は初の準決勝進出
サッカーの第86回天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、共同通信社、NHK共催)は23日、埼玉スタジアムなどで準々決勝4試合を行い、2連覇を狙う浦和、G大阪、鹿島のJリーグ1部(J1)勢と2部(J2)札幌がベスト4入りした。札幌は初の準決勝進出で、J2勢の4強入りは第81回大会の川崎以来。準決勝は浦和-鹿島(東京・国立競技場)、G大阪-札幌(静岡スタジアム)の対戦で行われる。
浦和は磐田との3-3からのPK戦を制し、G大阪は横浜Mに3-1で快勝。鹿島は柳沢のゴールなどで清水に3-2で逆転勝ちした。J2の札幌はJ1の甲府を2-0で下した。
★浦和、王者のプライドで接戦制す
これが王者のプライドか。浦和は10人目までもつれたPKを制して準決勝進出。ブッフバルト監督は「絶対に試合をひっくり返そうという強い意志にあふれていた。チームを誇りに思う」と、満足そうに言った。
闘莉王、三都主、ワシントン、ネネら多くの主力を欠いた。前半はボールへの寄せが甘く「ジュビロの良さを出させてしまった」と鈴木。後半1分には2点目を失い、0-2と追い込まれた。
輝きを放ったのは後半から出場した小野。足首の故障に苦しみ、不満が残るシーズンのうっぷんを晴らすようにプレーした。「勝つことだけ考えた。体は重かったが、点が入って乗っていけた」。1点差の後半18分、相馬の右クロスを頭で合わせて同点。さらに35分、柔らかなタッチのループシュートで勝ち越した。
小野など出番の少なかった選手たちが主力不在の穴を埋めた。「ここまできたら優勝しかない」と小野。分厚い選手層を誇るJ1覇者が、2連覇へ近づいた。
浦和-磐田 後半9分、浦和・永井(9)がヘディングシュートを決める。GK佐藤=埼玉スタジアム
PK戦10人目の決着で磐田を下し喜ぶ浦和イレブン=埼玉スタジアム
浦和-磐田 後半35分、浦和・小野がチーム3点目のゴールを決める=埼玉スタジアム
札幌が初の4強入り! J1の3クラブ倒す快進撃
サッカーの第86回天皇杯全日本選手権(23日、ユアテックスタジアム仙台)千葉、新潟の次は甲府を沈めた。札幌はJリーグ1部(J1)のクラブに3連勝し、クラブ史上初の4強入りを果たした。柳下監督は「自分よりも選手が驚いていると思う」と、ほおを緩めた。
試合開始直後に奪った幸運な先制点が効いた。左クロスに中山が飛び込むと、ボールは競り合った相手DFに当たり、GKを越えて入るオウンゴール。
札幌は焦る甲府の攻めを厚い守備で止め、後半28分には中山が頭で落とした球から加賀のボレーで加点した。北海道からチャーター機で仙台に駆けつけるなど、約1000人の熱心なファンが勝利に酔いしれた。
今季限りで退団する柳下監督は「選手たちが粘り強くプレーした。苦しいときにチームが1つになった」と、選手たちの成長をたたえた。
チームは雪深い地元を離れ、福島県内で合宿していた。今後も札幌に帰らず、関東で練習しながら、29日の準決勝に備える。中山は「国立競技場のピッチに立ってみたい」と、大舞台への素朴なあこがれを口にした。
★甲府・大木監督「完敗です」
甲府は2部(J2)の札幌に屈し、初の準決勝進出を果たせなかった。大木監督は「完敗です。球は持てても、最後に決められなかった」と、負けを潔く認めた。
軽快なパス回しで中盤を支配しても、相手の2倍以上の18本も放ったシュートは1度も決まらない。既にブラジルに帰国した得点源、バレーの不在を痛感させられる試合だった。
甲府-札幌 試合開始直後、札幌・中山(手前左)がセンタリングに飛び込みオウンゴールを誘って先制=仙台
甲府-札幌 後半、ゴールを決めた札幌・加賀(15)と大喜びするサポーター=仙台
甲府-札幌 後半、ゴールを決めガッツポーズする札幌・加賀(15)=仙台
我が静岡勢は両チームともに敗退・・・
佐藤がPK一旦止めたのに、やり直しってなんだよ!って怒ってしまいました。
そして注目は札幌。
何年か前のセレッソ大阪が当時J2で決勝に進んだような。
それ以来かな?
ただ、天皇杯でも浦和、G大阪が残ってくるのはやはり地力の差ですかね・・・
密かに静岡ダービーを期待してたんですが・・・