順大完全V!6年ぶり11回目総合優勝…箱根駅伝


◆報知新聞社後援 第83回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)復路(3日、神奈川・箱根町芦ノ湖~東京・大手町=5区間109.9キロ) 往路優勝の順大が6年ぶり11度目の総合優勝を完全Vで飾った。6区、7区、8区と安定した走りで首位をキープした順大は、9区で長門俊介(4年)が区間賞、10区の松瀬元太(4年)が区間新の快走を見せ、復路を5時間32分16秒で制し、総合でも11時間5分29秒と、2位以下に6分以上の大差を見せる圧勝で、前回8区で首位から転落して4位に終わった雪辱を果たした。

 日大が往路5位から順位を上げ2位、3位は往路2位の東海大だった。前回優勝の亜大は10位に入り、シード権を確保した。


◆10区 独走で最後のタスキを受けた順大・松瀬が前半から快調に飛ばすと、最後までペースを落とすことなく、1時間8分59秒の区間新記録で仲間が待ち構える栄光のゴールへ飛び込んだ。2位は復路2位の走りを見せた日大が往路5位から巻き返した。

 仲村明監督「メンバーに恵まれ最高です。予定通り9、10区がつないでくれた。(連覇は)今井が卒業して戦力ダウンするが、新たなチーム作りに頑張りたい」

 6区・清野純一(4年)「(6区は)自分から直訴した。みんな不安だったと思うが、自分が頑張ればと思った」

 7区・井野洋(3年)「自分だけへこたれるわけにはいかなかった」

 8区・板倉具視(4年)「9、10区が強いので落ち着いて走れた。自分の役割は果たせました」

 9区・長門俊介(4年)「4年連続で9区を走って、一度は区間賞を取りたいと思っていた。優勝と区間賞でうれしい」

 10区・松瀬元太(4年)「感無量です。行き過ぎたけど動けたので、死ぬ気で行こうと思った。」

 ◆9区 4年連続で9区を任され、コースを熟知している順大・長門が区間賞の力走で独走態勢へ突入。往路14位の名門・中大がシード権内の10位へ浮上したが、神奈川大、国学院大、国士舘大は無念の繰り上げスタートとなった。

 ◆8区 東洋大の北島寿典(4年)が7位から5位へ押し上げる快走。逆に2位・東海大は、じわりじわりと首位・順大に差を広げられ2分8秒差をつけられた。

 ◆7区 6区で4位に順位を落とした日体大は、鷲見智彦(4年)が区間賞の力走で再び3位に浮上、首位・順大との差も1分51秒まで縮めた。東海大も植木崇行(4年)が区間2位の走りで順大との差を1分24秒とした。早大は駒大に抜かれ6位に。

 日体大・鷲見智彦「何度も泣きそうな気持ちになったけど、沿道のみなさんの応援で頑張れた。(箱根では地獄も経験したが)最後は天国を見ることができました」

 ◆6区 5位スタートだった日大・末吉翔(4年)が1時間を切る好走を見せ3位に浮上、トップ順大との差も1分以上縮めた。東海大は2位をキープ、早大は5位に順位を落とした。



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トップでゴールする順大のアンカー松瀬元太。順大は東京箱根間往復大学駅伝で6年ぶり11度目の総合優勝を遂げた=3日午後、東京・大手町


東京<―>箱根 総合成績 217.9キロ
総合記録 11時間03分17秒(00年 駒大)
1 順大 11:05:29
2 日大 11:11:42
3 東海大 11:12:07
4 日体大 11:16:44
5 東洋大 11:16:59
6 早大 11:17:29
7 駒大 11:18:09
8 中大 11:18:41
9 専大 11:18:42
10 亜大 11:19:14
11 城西大 11:20:50
12 山梨学大 11:21:27
13 中央学大 11:21:30
14 大東大 11:25:30
15 法大 11:27:46
16 明大 11:27:57
17 神奈川大 11:33:20
18 国学院大 11:34:09
19 国士舘大 11:36:30
20 学連選抜 11:41:53


順天堂大学が6年ぶり11回目の総合優勝。


途中からトップよりも、シード争いにTVは注目。前回、総合優勝したチームがシード落ちした例がなく、亜細亜大学の動向に注目が集まったが、なんとか10位でシード権獲得。


早稲田、専修もシード権を獲得。山梨学院大は予選落ちとなった。


往路の順大の逆転以外は、盛り上がりに欠けた感じ、復路はシード権争いが注目されちゃったし・・・


本当に、最近の箱根駅伝は混戦。本命なき戦いですね。