アジア杯は鍛錬の場!オシム監督、3連覇よりも若手強化目指す


サッカー日本代表のイビチャ・オシム監督(65)が20日、07年の最大照準となる7月のアジア杯について、10年南アフリカW杯出場へ向けた強化を優先したい考えを明らかにした。日本は同杯で過去2大会連続優勝しており、3連覇がかかるが、将来を見据えた代表人選をするつもりだ。


アジア杯組み合わせ決定から一夜明け、代表首脳陣は日本協会に集結。スタッフ会議を行なった後、オシム監督は率直な心境を口にした。

 「アジアで勝つことを重視するか、W杯への準備にするか、それによって呼ぶ選手が変わる。負けても強いチームができる方がいい。W杯の方が大事ではないですか?」

 大会3連覇のかかるアジア杯。だがオシム監督の最優先事項は、08年に始まる10年南アW杯アジア予選に向けての強化。「将来性のある人」を積極的に呼ぶ意向だ。

 相手のベトナム、カタール、UAE(アラブ首長国連邦)については「UAEはW杯にも出ており、カタールはアジア大会で優勝したばかり。ベトナムもホスト国。どんな強化をしてくるか分からない」とし、スタッフには「えらいグループに入った。他は上位2位が想像できるが、われわれのグループは分からない」と語ったという。決して楽ではない戦いを予測するが、逆にいえば強化のためなら悪くない。

 「どうしても勝たなきゃいけないというなら、それもひとつの考え」。V3を達成できなかったときの“伏線”を張るような言葉が並ぶが、それも“オシム節”。勝負を度外視しているわけではない。UAEとカタールも出場する中東の国際大会・ガルフ杯(1月17日開幕、UAE)は現地で直接視察することを明言。また年末にタイで開催のキングス杯にはテクニカルスタッフを派遣するなど、勝利へ向けての準備も余念はない。

 ただ、勝利&強化の両立は難しい。「両立できればいいのだが」。ベースは強化に置かれることになる。


★移籍三都主は招集ピンチ?!


 20日のスタッフ会議では、ザルツブルク移籍が決まった浦和の日本代表MF三都主、G大阪のドイツW杯日本代表DF宮本も話題に。代表スタッフによるとオシム監督は「『外国に行った=A代表』ではない。常時出場して、それなりのパフォーマンスを示さないと選考対象から外れる」との見解を示したという。ジーコ・ジャパン時代から代表レギュラーを確保している三都主だが、あくまで新天地での活躍が招集条件。逆にオシム・ジャパンに招集がない宮本や他の欧州組にとっては、海外での先発確保が初招集に直結することになりそうだ。



★代表候補選手には厳しい“難題”も


 オシム監督は代表候補選手たちへ、“難題”を突きつけた。アジア杯1週前までJリーグがあるなど来年も強行日程となるが、「Jリーグでは、フィジカルでは全力を尽くし、メンタルでは代表での想像力を働かせながら戦ってほしい」と注文。体は目の前の試合を、心はその先の代表戦を考えろ…。「集中力が必要だ」と厳しかった。



★アジア杯日本の試合時間発表


 1次リーグB組の日本は7月9日のカタール戦が午後5時20分(日本時間午後7時20分)、13日のアラブ首長国連邦戦は午後8時35分(同10時35分)、16日のベトナム戦は午後5時20分(同7時20分)開始。3試合ともハノイで行われ、21日準々決勝、25日準決勝、28日3位決定戦、29日決勝となる。


オシム監督はあくまでW杯を照準として捉えてますね。


ここまで明確なヴィジョンを持って、実行に移す監督は今までいなかった感じ。


トルシエに似てると言えば、似てるかも・・・


ヨーロッパスタイルなんですかね。


ドイツW杯でも、若手を起用し成功したスイスの例もあるし。


目先の勝利より、W杯でよりよい成績を・・・なんでしょうか?


オシム監督はいろいろと面白いですね。


メンバー固定のジーコよりは、誰が代表になるかわからないあたり、面白いです。