愛海は歩がカツミを盗ろうとしていると仲間たちに言われて
カツミを尾行するが、着いたのは歩の家だった。
それは歩の母が家庭教師をカツミに頼んだせいだったが、
愛海に完全に誤解された歩だった。
あのカツミが家にいる・・・!!!!
「ボクがいろいろ教えてあげるよ」
「勉強以外のこともね・・」
ニタニタ笑いながら部屋に入ってくるカツミ。
「夢みたいだ」
花束を差し出すカツミ。
ビシッ!!!!
殴りかかる歩。
「言ってやる。あんたのこと全部!!」
「お母さんにもあんたの親にも愛海にも全部言ってやる!!!!」
歩の切り刻まれた腕を掴んでカツミは脅してきた。
「コレ、バラしてもいーんだね?」
「こわいくせに」
「人に嫌われるのがこわいくせに」
ボーゼンとする歩。
歩を押し倒す、カツミ。
「行くトコまでイっちゃおうカナ?」
ズボンを脱ぎだしたカツミ。
「お母さん!!助けて!!!!!」
コンコンッ
「歩?」
間一髪で母が部屋に来た。
「アユムちゃんちょっと体調悪いみたいなんで
今日はボク失礼しますね」
カツミが帰ったあと、歩を叱る母。
「お母さんまでだまされないで!!」
「あいつは頭がおかしいの」
あんたのほうがよっぽどおかしいわよ -
愕然するする歩。
誰も信じてくれないんだ・・・。
翌日、愛海に電話する歩。
勇気を出して言った。
「あの・・あたし・・・話したいことがあるの」
・・・・・・
「マナも話したい。学校で待ってるから」
「化学室に来てね」
信じてくれなくても、信じてくれるまで話すんだ。
そう決意して化学室に入る歩。
突然、暗くなった。
!!!
ドアが開かない。
「愛海!!どこ?」
- うーそーつーいたーら はーりせーんぼーん
のーーーーーます -
ザーーーーーーーーーーーーー
!!!!!!!!!!!!
針が上から降ってきた。
気づくと、愛海と仲間たちが上から見下ろしていた。
「千本買ってきたよ。飲んで」
「カツミくん盗ろうとしたくせに!!!!」
「カツミくんのこと好きなんでしょ!!!」
必死に否定する歩。
「ちがう!!」
「あんなヤツ大っっ嫌いなのに!!」
今までカツミにされたことを正直に言う歩。
「本当だよ。全部!!」
「お願い。信じて・・・・・・」
「黙れ」
そう言って歩の口に針を入れようとする愛海。
人が来てしまった。
逃げ出す仲間たち。
後ろから必死に叫ぶ歩。
「愛海!!! ウソじゃないから・・・・」
「信じない」
そう言って愛海は去っていった。
翌日、歩に対するイジメが開始された。
机とイスに瞬間接着剤がついている。
教科書が焼却炉に捨てられる。
そして、カツミとのことが他のクラスにも広まっていた。
どんなに説明しても、誰も信じてくれなかった。
「死ねよ」
歩に容赦なく投げかけられる。
保健室に駆け込む歩。もう耐えられなかった。
また腕を切り刻む・・・・。
♪ピロリロリンッ♪
!!!
「クックックッ・・・」
「またいい絵が撮れたよ」
「やぁ アユムちゃん」
「君を信じてくれる人は見つかったかい?」
ニタニタしながらカツミが立っていた。
乗っかってくるカツミ。突き飛ばす歩。
「あんたの顔なんて見たくない」
「吐き気がする!!!!」
「まぁいっかァ・・いい写真が撮れたし」
「そろそろイッキにバラまいてみようかナァ」
そう言い残してカツミは去っていった。
追いかける歩。もうイヤだった。すべて消してやる!
カツミに飛び掛って携帯を取り上げようとする歩。
その様子を向こう側の校舎から愛海とクラスメートたちが見ていた。
「すごいよ。シュラバ!!」
「あのバカぜんっぜんこりてねー!」
追いかける愛海と仲間たち。
歩に携帯を取られそうになっているカツミ。
放せよ!!!」
「大事なコレクションなのに・・」
ついにカツミから携帯を取り上げた歩。
雨が降っている外に思いっきり投げる。
バシャ!!!!
「うあ あ・・・」愕然とするカツミ。
そこへ愛海と仲間たちがやってきた。
「なにやってんだよ」
「言いたいことあるなら言いなよ」
逃げ出す歩。
愛海たちに問いただされたカツミ
「気にしなくていーよ」
それを聞いた仲間たちはカツミを責めはじめた
「歩のことかばうんだね」
「ひどいよ、カツミくん!」
「マナとの約束断ってアイツん家行ったりしてさ!」
そんな仲間たちにカツミはウソを言った
「オレが好きなのは愛海だけだよ」
「椎葉さんのことはさ、愛海の友達だし悪く言いたくないんだけど・・」
そう言って投げ出された携帯を指さした。
それを見た仲間たち。
「あいつ・・!!」
「マナのケータイもこわそーとしてたよな」
「おそろいだからだ。絶対そうだよ!!」
「絶っっ対 許さん・・・!!!!」
歩を探し出す仲間たち。
「あのやろーどこ行きやがった」
「つーかマジで殺してぇ!!」
「死ぬまで追い詰めてやろーぜ」
もう耐えられなかった。学校から逃げ出す歩。
もういやだ。おわらない。ずっとずっとずっと。
強くなんかなれない!!もう消えたい!!!
飛び出した歩の目の前、トラックが・・・!!!
