タカボンが彼等に会ったのはプリンス神社のすぐ横に在ったO会館だった


この店の近くにはプリンス商店街が有り、当然この店の常連客もその商店街で店を営んでいるオッチャン&オバチャン達で占められていた


いわゆる小金を持っている常連客達によって支えられていたんや


そしてこの店の店長もオーナーの親戚で有り、店も客もアットホームな雰囲気満載の店だった


分かりやすく言えば古き善き時代の下町のパチ屋そのモノのような店だった


この店のメインストリートは一般電役のシマだった


当時のフィ-バー機はラッキーナンバー制だったが、この一般電役のシマは無制限営業だった


しかも確率の甘い台(1/200以下)が多く、手軽に遊ぶには持ってこいの台ばかりがこのシマには揃っていた


オークス ナナシー ドラゴン伝説

そしてマジカルランプ


1番人気はオークスだった


数多くの大当り確定パターンが存在し、この店の常連客は、その全てを熟知していた


二番人気はナナシー


この台はなんと全回転がハズレると言うとんでも無い台だった


豊丸恐るべしや


ドラゴン伝説はリーチに成ると金色のドラゴンが現れる

しかし熱いのは金色のドラゴンでは無く、白黒のドラゴンだった(普通逆やろ)


タカボンはそんな中、マジカルランプの隣に有るオークスを打っていた


タカボンの右隣にはジャバダハットにクリソツなオバサマが座っていた


このオバサマも他の常連客と同様にオークスの大当り確定パターンを全て熟知していた


そしてタカボンの台にリーチが掛かる度に『兄ちゃん そのリーチ 当たるで』とか『あかん それは当たらん』とか、逐一タカボンに教えてくれるんや


まぁ 余計なお世話なんやけど、タカボンはジャバダハットに『オバチャン 何でもよう知ってるな まるでパチプロみたいやな』

等と言うとジャバダハットは満更でも無い表情を浮かべていた


しかしプロみたいなジャバダハットよりトウシロウ丸だしのタカボンの方がドル箱を積んでいたのは秘密でおま


そんなマッタリした稼動をしていたタカボン


その空気を切り裂くような出来事がO会館に起こったのでした


次号へ続く




タカボンとKヤンが束になっても敵わない最強攻略法の使い手

 

 

その名はブッチャーK

 

 

彼に取ってはブロック移動もへったくれもない

 

 

常に天国モードだけを打ち続ける攻略法が有ったんや

 

 

では最強攻略法の全貌をここに公開する

 

 

彼はキングダムのシマに行くと大当り中の台の後ろに立つ

 

 

そしてその台の大当り後の保留でリーチが掛かるかどうかを確認する

 

 

ハズレリーチが掛かればスルー

 

 

リーチが 掛からなければその客に優しく囁くんや

 

 

ブッチャーK

『兄ちゃん もうそろそろえ~んちゃうか』

 

 


『はぁ~ 何言ってんの あんた』

 

 

ブッチャーK

『だから~ もうそろそろえ~ちゃうんかちゅうとるんや』

 

 

そう言われた客はブッチャーKの言葉の裏に隠された優しさに感動しブッチャーKに台を譲るんや

 

 

連チャン確定の台をな…

 

 

まさに最強攻略法

 

 

そして最悪攻略法

 

 

そんなバカな!!?

 

と思う読者の方も居るかと思うが、ブッチャーKの事をご存知の方ならこれが嘘偽りの無い事実なのを理解してもらえると思う

 

 

そして彼はタカボンに言ったのだった

 

 

わしはわしなりに気を使ってるんやで

 

 

台を譲って貰う時はある程度連チャンした奴に声を掛ける事にしてるしな

 

 

ちなみにKヤンの知り合いにもこのブッチャーKと同じ攻略法の使い手がいたらしい

 

 

おそらくD君(デンジャラス)かG君(ごり押し)辺りだろう

 

 

この話をCRAナカムラ氏に言った時、不覚にもナカムラ氏は一瞬だけブッチャーKの事を良い奴だと思ったらしい

 

 

皆さんはこれをどう思われますか?

 

 

長々と語ってきたブラボーキングダムの全て

 

 

ここに完結します

 

 

女性の読者には難しい話も有ったかもしれませんが、有識者の方には興味深い話も有ったのでは…

 

 

終わり

 

 

 

タカボンはカウンターで玉を流し文鎮を受け取り帰ろうとした


この店にはレシートは無く、カウンターに有るジェットカウンターに玉を流し文鎮をもらうんや


文鎮を受け取りタカボンが帰ろうとした時、カウンターの横にいた女社長がタカボン達に話し掛けて来た


女社長
あら~可愛いお子達

近くにお住まいですか


タカボン
えぇ Rハイツに住んでます


女社長
隣ですね

また遊びに来て下さいね


タカボン
はい また来ます


女社長
あっ ちょっと待って
これ持って帰って


と言い奥から60㌢も有るサンタの長靴を二つ出して来たのでした


その中にはお菓子が一杯詰まっていました


全く客がいないので少しでも客を増やしたいと言う女社長の涙ぐましい営業努力だった


しかし相手がタカボンじゃ見当違いも甚だしい(笑)


○娘と○息子は嬉しそうにサンタの長靴を抱え家路に着いた


○娘と○息子の登場により店側は、タカボンの事を近所のパチ好きのオッサンやと完全に信じこんだようや


それから何回か通ったが、ライター作戦やジュース作戦を使い大したマークも受けず稼ぐ事が出来た


しかし行く度に勝ってる訳で、当然いつかは攻略法を使用してる事がバレルわな


しかし別にルール違犯をしている訳じゃないので出禁になる事も無く打ち続ける事が出来た


そしてある日


タカボンは何時もの様にセンサーの生きてる台の蟹歩きから打ち始めた(見え見えや)


実はキングダムにはモーニングが存在していた


朝一天国モードからスタートする台が有ったんや


そして何台か打った後、大当りした


保留玉ではリーチが掛からなかった


そしてタカボンは何時ものようにJが来るのを待っていた


しかしいくら経ってもJは…
















来なかった


その瞬間タカボンは全てを悟った


肩チャッカーとヘソチャッカーを入れ替えられた事を


これによりチンコ大のキングダムは1/225のノーマル機へと成ったんや


タカボンはその後50回転ほど回し店を後にした


終わり



じゃない


一つ忘れてた


タカボンやKヤンが束に掛かっても敵わない最強のキングダム攻略の使い手がいた事を


次号完結編へと続く