「言葉では言い表せない立派なチームであった。」

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先週末にアドベンチャーレースに参加してきた。

アドベンチャーレース。あまり聞き慣れないかもしれないが、アウトドアのアクティビティを何種目か組み合わせてその速さやポイントを競う。

今回は、ラフティング、トレイルラン、MTBの三種目。
すべての種目で地図とコンパスを用いてチェックポイントを回る読図能力も問われる。

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冒頭の言葉を聞くとすごい体力とテクニックがあるメンバーがそろったのだと思う人がほとんどだろう...。

実際はその正反対。

メンバーは私とRちゃんとE君の三人。
私以外の二人は何もかも全てが初めてか二回目といったところ。
体力も人並み程度。

朝にスタートして夕方にゴール。その間はぶっ通しで競技は続く。
はっきり言って楽なレースじゃない。
楽しめ!と言ってもやはりつらいもんはつらい。
しかし

「とにかく楽しもう!」

これを合言葉に出場。



さて、レース当日。
地図読みの楽しさを知ってもらうためにトレイルランはRちゃんがリード。
MTBはE君がリードを務める。
私は、チームをまとめること。ただそれだけ。

基本的に私はチームの一番後ろで二人に読図の基本的な考え方を教えたり、勝つためのテクニックや攻め方を教えながらコマを進める。

それにしてもレースとは思えないぐらいトレイルランもMTBもゆっくりマイペース。他のチームに走って抜かれようがかまわない。まるでハイキング、ピクニック。楽しい!
山頂で弁当まで食べちゃうぐらい余裕なペース。

ただナビゲーションは手堅く、ポイントポイントで精密に行った。
必ず3人の認識が一致し、意見がまとまるまではコマを進めない。コマを進める際は3人で役割を分担しエントリー角、アタック角、距離、時間と手分けした。
それぞれの役割をばっちりとこなしつつも全員が共通の認識を持てるように常に声を掛け合ってコマを進めた。

とにかくありとあらゆるところでチームが一つになっていた。意見が分かれた時には全員が納得するまではコマを進めないのが私のレース方針。これに私自身も何度か助けられた。

さて、こんな感じでまったりと順にコマを進めて、日没と同時にゴール。

丸一日の長いレース。

ゴール後に全員と握手を交わした。
そして心の底から二人にこう言った。
「いや~、いいチームだったよ!ありがとう!!!ホントいいチームだった!」

順位なんて最初からどうでもよかったし、ただみんな最高に楽しんだということは笑顔からもうかがえた。

そして暗い中で表彰式。
1位から順に表彰。「やっぱりみんなすごいな~。」なぁ~んて事を心の中で思いながら表彰式を見ていた。
そして3位の発表。
「ちーむ・そらまめ!」
???
一瞬、耳を疑った。
マジ???
スピードこそ遅かったが、他のチームがトリッキーなチェックポイントをとるのに苦戦する中、我々のチームは確実にロスタイムなくIdentしてポイントをとっていった。

終わってみれば3位入賞。
「ちーむ・そらまめ」にまた新たな1ページが…。