グッドライフ 第11話(最終回) | レベル999のAmeba部屋

グッドライフ 第11話(最終回)

『ありがとう、パパ』

内容

“わっくんのコト嫌いになったの?
“ああ。そうだ。

父・大地(反町隆史)に突き放され、
母・華織(井川遥)のもとで暮らし始めた羽雲(加部亜門)

初めは泣いていたが、、、徐々に笑顔を見せるようになってきた羽雲。
ただ、羽雲が無理に笑顔でいると感じ始めた華織は、
元夫・大地の行動に違和感を感じたこともあり、大地の消息を調べる一方で、
雪村(鹿賀丈史)に打診されていたフランス行きの辞退を決断する。

そんなある日のこと、羽雲は、大地と暮らしていたマンションを訪ねることに。
が。。。そこに大地の姿がないだけでなく、家具など何一つ置いてはいなかった。
ショックを受ける羽雲。
異変を察知した華織は、
大地たちが暮らしていた大きな部屋で泣いている羽雲を見つけてしまう。
もう、、、華織には抱きしめるしか出来なかった。


そのころ、紺野(榮倉奈々)は、大地のいるホスピスを訪ねていた。
羽雲が書いている“新聞”のコピーを大地に手渡すと、
大地は、“息子がホントのことを知る日が来たら渡して欲しい”と
羽雲への手紙を手渡されるのだった。
“どうか、いい人生を送ってください。
 あなたの笑顔には、何度も励まされました
 最後にお会い出来て良かったです”


一方、華織は、大地が復帰すると言っていた新聞社に電話を入れていた。
が。。。復帰はしていないと知る。
何かを感じ始めた華織は、マンションから持ち帰った荷物を紐解き、
妙な写真。。。。まるで“遺影”のような写真を見つけてしまう。
胸騒ぎを覚えた華織は、
紺野の元を訪ね、事情を聞くと、、曖昧な返事の紺野の様子に大地の異変を知る。
いてもたってもいられなくなった紺野は、大地に手渡された手紙を華織へ。。。
“やっぱり、いつかじゃいけないと思うんです
 わっくんの気持ちを、パパが好きて言う気持ちを、
 迷子にして欲しくないから”

同じ頃、円山(伊原剛志)は、大地のもとにいた。
“子供たちが一番良い顔するのは
 自分のしたことで大好きな人に心の底から喜んでもらえたとき
 そんな笑顔を見たとき。
 そんなときに子どもって、ホントに良い顔するんですよ。
 あげるばかりが愛情じゃないと思うんです
 息子さんの気持ちをきちんともらってあげることも
 お父さんとして、大事な役目だと思いませんか?”

やがて、、、、大地のもとに、華織が現れ。。。。。
“あなたって人は、いつも、そうやって、ひとりで何でも勝手に決めちゃって
 相手の気持ちなんてお構いなしで。
 かっこつけないで、かっこつけないでよ!
 今頃知ったって、ナニもしてあげられないじゃない!!”


敬称略

↑ちょっとメンドーなんですモード



今回は、総括気味で。


描こうとしている“家族”。。。そして“最期”は、悪くないんですよね。

ただ、最終回で、必死に盛り上げようとしているほど、
残念ながら、、、、イマイチの印象を受けてしまうのは

やはり、“父、母、子”。。。3人の“家族”の関係が
かなり曖昧な状態で出発してしまったことに原因があるでしょうね。


たとえば、“離婚”

ハッキリ言って“詳細”なんて、どうだって良いと言うのに
そこに至るまでのやりとりを、“回想”で描いちゃいましたからね。

で。
ここで問題は、
なぜ、子が選んだのが、母ではなく、父なのか??である。

これもまた、かなり曖昧。

母が身勝手に、子を捨てたような印象しかありませんでしたから!
その状態で、実は、父が。。。なんてこと描かれても

違和感を違和感で上塗りしているだけ。

そこは、本来は、“どうでも良い部分”

重要なのは、
父を選んだのなら、その“理由”が必要だったと言う事。。。。なのだ。

そらね、全く描いていないわけじゃないが、
妙な演出で、母に責任転嫁し、父の部分を描いた瞬間感じたのは1つ。

“そこまで、ミステリー色にしなきゃならないほどのことか?”

である。

そう。。この序盤の“無駄”が、どうしても“家族”に見えず
“家族愛”も感じられない状態だったのだ。


その後、羽雲、大地の病で“家族”が、ひとつになっていくと言う事なのだが。

それまでの状態で“愛情”を感じていないのに、
羽雲のことで、いきなり“愛”を語られても、

“なぜ??”
“表面的な部分だけ?”

そんな印象となってしまった。
そこに、華織まで混ぜてきましたからね。

完全に、“連ドラ”であることが、裏目に出てしまっています。


もっとね。家族3人の関係を、序盤からシッカリ描いていれば、
絶対にこんな状態にならなかったと思います。


ちなみに、私の中で最も違和感があったのは

離婚が“自分のせい”と、大地が気付いた時点で、
大地が取らなければならない行動は“ひとつ”だったのに、

なぜか、華織に逆ギレ状態で、羽雲を独り占め。。。である。

最後にホスピスで、謝られたって。。。。。。(苦笑)



最終回。。。。かなり良い感じでまとまっただけに
ほんとに、残念としか言いようがない。


それにしても、なぜ、描く必要のないことをわざわざ描いたんだろう。。。
描くネタなんて、決まっているというのに。

キャラひとつとっても、ホント、、無駄に多いし。。。それも無駄キャラが。。。



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第11話(最終回)