友達に書いた手紙 | 介護終わってひとりごと

介護終わってひとりごと

介護三昧の日々に終止符が打たれ、ほんの少し仕事しながら、どう生活していくか考える毎日

こんな時代なのに私ってば

文通相手が居るんだよね

学校の同級生だった同性の子

 

中学と高校と同じで

私は大学に行ったけどその子は

短大に行って3年から編入してきたんだ

 

まぁ中高生時代に2~3年仲が

良かったかな~ってくらいの認識だったんだけど。

大学ではあんまり一緒に居なかったし。

 

でも卒業して数年した時に結婚式に

呼ばれてさ。親友だからって。

ん~まぁ出席したんだ

 

まぁその後離婚しちゃったようだけど

それから手紙をくれるようになったんだわ。

実家に戻って無理やり精神病にされて

それからずっとニート状態らしい。

 

だからスマホも携帯も持ってないのよ。

私らの時代にPCは使ってなかったしね。

仕事してなかったら尚更よ

PCに接する機会はなかった年頃(-_-;)

 

だから通信手段は固定電話か手紙。

でも今時、家の固定電話で長話を

するわけにはいかないからね。

 

ほら、母が寝たきりやってたしさ

電話はちょっとね~

手紙ならいつでもいいじゃない。

 

だからこの進化してる時代に

文通をね、してるんだ。

 

母の愚痴なんかもけっこう書いてたよ

でも親友として弱い面も見せてくれるのが

嬉しいって嫌がらないでいてくれてた

 

でさ、ちょっと1カ月以上ご無沙汰

しちゃったんだけどね・・・

ほら、母が力尽きちゃったでしょう。

応援してくれてたから書きにくいなぁ

なんても思ってね。

 

でもせっかくこれからは暗い話ばかりじゃ

なくて楽しい話題も書けるだろうと

思って、母の事報告したんだよ。

 

寝たきりになって2年と半年くらい

だけど急逝になるかな~

実は母が旅立ったんだ・・・って。

 

まぁ痙攣起こしたとか詳しいことは

書かなかったけどさ

普通に問題なかったのにちょっと変化が

あってからは急に悪化して1週間で

力尽きちゃったんだよ~って。

 

最期はしっかり看取った。

悲しみよりもお疲れ様、休んでねって

気持ちと、娘の役割きっちり果たして

やり切った、後悔はないよって

心境を改めて思い起こしながら

書いてたんだ。

 

なんかけっこう客観的に自分を

見てるような気がしたな~。

ん。思い出してもやっぱり悲しい

感情は特に出てこない。

 

まぁ…やっぱりもう居なくなったもんね

ってぽかっと空いた寂しさは

ちょっと感じる。

 

何か約束してあった時間が母の食事時間を

配慮した時間に設定されてたりすると

あぁ~わざわざこの時間じゃなくても

今は大丈夫なのになぁ~とか思ったりね。

 

自由な時間に自由に動ける…

これが一番大きな違いだろうなぁ物理的に。

母介護が中心の生活だったからね

大きく変えられるんだよ

 

強いて言えばずっと引きこもりみたいな

もんだったから体力筋力がね~

 

ちょっと遠くに自転車漕いで出たら

足腰痛いわ背筋だの肩だの凝ってるわ

翌日も筋肉痛くるわで

もう体力が衰えまくり(-_-;)

 

少し外に繰り出さないとダメだわ

みたいなことも書いた。

改めて今の自分の状況がわかったかな

手紙っていいね

 

まぁこうしてブログに書いても

同じことだけど(^^;

書くより打った方が断然早いし

書き直すのも楽だし…

 

でもこの年になってパソコンとか

スマホ使わないの?とは言えないからなぁ

これからも切手を買って貼って

ポストに出す…っていう文通を

続けていくと思うよ。

 

お互い、学生時代より30kg近く

増量しちゃってるから会おうって話には

なってないのがミソだな(笑)