母の食事だった栄養剤その後 | 介護終わってひとりごと

介護終わってひとりごと

介護三昧の日々に終止符が打たれ、ほんの少し仕事しながら、どう生活していくか考える毎日

今回で思い知ったけどさ

栄養剤って全然万能じゃないんだね。

 

父の時も胃ろうだったから栄養剤を

使ってたけどさ、もっと少ない量だったし

全然身体を維持できるカロリーじゃ

なかったんじゃない?って思うわ。

 

たとえ寝たきりでも多少なりとも

脳は糖分を消費するだろうし

臓器は四六時中動いてるから

その分のエネルギーは必要なはず。

 

絶対足りなかったと思うわ。

でも液体だけだからそうそう大量にはねぇ

ゲボってなって誤嚥しそう(;^_^A

 

だからあくまでも何らかの理由で一時的に

経口摂取できなくてその間の繋ぎで

使用するとか、回復までの間の短期間

使う物なんじゃないかって。

 

一生それで過ごそうなんてのは

やっぱり無理な話なんだよ。

200cc飲むだけで200㎉は

手軽でいいけど、それはカロリーだけの

話で、実際の栄養分はバランス良くても

完璧に摂取できるものじゃないんだ。

 

特にミネラル分みたいだね。

ビタミンとかカルシウムとか

一般人でも不足しがちな物は

栄養剤に含まれてるとしても。

 

一般人が控えてる塩分なんかは

全然足りなくて塩化ナトリウムを

追加しなきゃいけないレベルだった。

 

言ってしまえば、在宅診療の往診医の

怠慢で血液検査回数は少なかったし

寝たきりだから健常人の値より

低くてもある程度は問題ないって

スルーされてたし…

最初から無理があったかもしんないさ。

 

問題無い程度ってのは人それぞれで

全然ネットで調べてもデータないからね

医師の指示でってことになっちゃって。

医師だって正直わかってないんだからさ。

 

挙句には血糖値ばっかり上がりまくって

栄養状態は低いから、身体は浮腫んでいく

一方でちっとも吸収できなくなる悪循環。

 

かといって急に塩分は多量に摂っても

高血圧になるだけだったし。

一度異常値になると戻すのにものすごく

時間かかるんだよほんと。

 

痙攣など起こさずに長生きしてても

いずれは浮腫みから栄養剤や水分を控えて

栄養状態上げられずに結局は

心不全とか多臓器不全とかって衰えて

いくんだったんだろうなぁって思う。

 

そもそも経口摂取出来ない時点でもう

余計な延命だったのかもしれないもんね。

心臓がずっと動いてたから栄養を

与えようとしてたわけだけど…

むしろ苦しめてたかもしれないよ。

 

その栄養剤ももう主はいなくなったから

残っちゃったね。万一災害があっても母の

栄養だけは途切れさせないようにって

いつも多めに在庫してたから。

 

でもね、私が飲むんだ。

コップ1杯程度のものでしかないのに

2時間近くかけて胃に流してたんだ。

 

昼ご飯か夕飯に置き換えダイエットするわ。

あんまり続けて飲むと血糖値心配だから…

私も正常値ギリギリセーフなんで(;^_^A

 

一日一食だけね。置き換えるんだ。

絶対に栄養不足にはならんでしょ。

 

でも栄養剤開封するとふっと…

思い出すね。2時間かかったなぁとか

塩化ナトリウム足したよな~とか。

 

たとえ少々身体壊したとしても

食べられる時に食べたい物は

食べておいた方が良いと思ったね。

 

体壊して余計に食べられなくるんじゃ

意味ないけどさ。

そうじゃなくても年取ったら

食べられなくなるんだもん。

食べられるうちが華よ。