強波動な理由 | MAX LABO

強波動な理由

皆さんこんにちはMAX田中です




さぁ、ワタクシのこだわりの【強波動】クランクベイトがなぜ昨今の管理釣り場で釣れるのか





今回は、その辺りを深掘りしたいと思います




ワタクシ、仕事柄色々管理釣り場にお邪魔する機会が多くございます





また、その先の魚を養殖している養鱒場さんへもお邪魔させていただきお話を聞かせていただく機会も多くあります






養鱒場と併用されて管理釣り場を経営されているところもございますが、やはり養鱒場さんは魚を生産するプロでございますので、魚の性質をよくご存知です





そんな中、ワタクシMAX田中が昨今釣りをする中で強い水押しのクランクベイトがよく釣れる、またスマッシュや、スナックなどのサイズの小さなシルエットのモノがよく釣れると感じておりました





これらのルアーが釣れる裏付けになるのではないかというお話を、魚を作るプロ、養鱒場の方からお伺いしました





昨今のトラウトが育てられる環境下で、河川水の水温の上昇や、与えられる餌の上質化、養鱒という環境で世代交代をしていく中で10年前の魚と現代の魚では大きく性質が変わっている様です





一つは私の体感的にも、明らかに魚が高水温に耐えられる様になっています




私も、エリアトラウトは約30年近く楽しませていただいておりますが、以前はゴールデンウィーク近くになると、悲しいですがエリアの魚は水温の上昇に耐えられず死んでしまう事が多かったです




それは、トラウトが寒冷地の魚ゆえ、ある意味仕方がない事だと思っておりました





ですが、昨今ではこの猛暑が続く暑さにも関わらず、夏を乗り越えてしまうトラウトが多くなりました





私が親しくしている管理釣り場でも、以前は夏近くなると池いっぱいに浮いてしまったトラウトの回収が恒例でしたが、ここ最近では水温が30度を超えても、魚が高水温に耐え、元気に生きた状態のまま網を引いて回収する様になっております




これは、育てられる環境の河川水の温度が10年前に比べて高くなっている事が原因との事で、世代交代を繰り返し高水温に耐えられるトラウトが育ってきている様です




ある意味、長い期間エリアトラウトを楽しむ事ができるのでとても良い事ですね




そして、本題の「強波動」が何故効くのか




昨今の養殖鱒が育てられる中で、世代交代を繰り返し、養鱒トラウトの脳が小さくなり、目が退化しているという論文がございます




ダーウィンの進化論の様に、人が手を加えて育てる魚も日々進化してるのだと思います




脳が小さくなるという事に関しては、餌の上質化つまり栄養価の高い餌を与えられる事により、身体の成長速度が早くそれに脳の成長が追いつかない、また管理された養鱒という環境下でトラウトが餌の捕食や、危険回避など考える必要性が希薄になっている事が原因ではないでしょうか





目の退化については、特に危険もなく、常に餌を与えられて育つ飼育下では、天然の魚の様に餌を追いかける必要もなく、目を必要以上に使う事がなくなっているためだと思います




そこで、何を持って魚がモノを判断するのか、それがいわゆる「側線」です


側線とは、魚が水中で水圧や水流の変化を感じとる感覚器官です




脳が小さくなり、目が退化したトラウトには側線に訴えかけるもの、つまり水押しの強い【強波動】のルアーが最も効率よくトラウトにアピールする事ができる「釣れる」という事です!





さらに、スマッシュや、スナックの様な小型のルアーが釣れる事に関してですが




昨今、食用に回されるトラウトの流通量が増えている事はご存知でしょうか



わかりやすく言うと、某有名回転寿司のサーモンは、とある養鱒場の作るトラウトを流通させております


皆さんが口にする「トラウトサーモン」が、そうです




流通する魚には【活魚】と、【鮮魚】というモノに分けられます


【活魚】とは、皆さんが釣りをする生きた状態の魚を指します


【鮮魚】とは、食用として流通される〆た状態の魚を指します



国内のトラウトサーモンの流通量が増え、養鱒場も鮮魚の需要が増えてそれに合わせて身取りの良いトラウトを育てて行く様になりました




ある日養鱒場を訪ねると、仲の良い社長がイケスのトラウトを選別しておりました




何を基準に選別しているのかと訪ねると、顔の小さなトラウトを選んでいるとの事





「顔の小さなトラウトを掛け合わせて育てていけば、同じ100gでも身が取れる量が増える」という事でした



「なるほど」と、目から鱗の話でしたが、ここからが小さいルアーの釣れる理由につながります


顔が小さくなるという事は口も小さくなり、捕食できる対象も小さくなるという事です



すなわち、小さなルアーが捕食しやすいと言う事です





この様な話を合わせると、キーワードは2つ【強波動】と【小型化】



これが、私の開発コンセプト【強波動】クランクベイトのエビデンスになります






ルアー作りは、自分が想像するモノを形として具現化する事も楽しいですが、釣れるルアーに関しては必ず裏付けできるモノがあります



今回も、釣りをする中でなんとなくこうなのではないかという事が、色々なモノを目にしたり、専門家にたずねたりすることで、なんとなくが確信に繋がっていきます




上記コンセプトを加味した直近のオススメクランクは、なんと言っても【POGOCRA30DR】と、来月発売の【Quick25SR】です




【POGOCRA30DR】





【Quick25SR】




まだお使いでない方は、ぜひ一度試してみてください