もう50年以上前の事である。
小学2年生だった私は、近所のお兄さんの新聞配達に着いて回るのが好きだった爆笑




毎日のように着いて来るので、そのお兄さんは私に坂の上にある家に新聞を持って行く役割をくれた音譜

(どうもお兄さんは坂が苦手で、私に仕事を押し付けていたのが真相のようである。)


役割をもらった私は毎日この家に向かって全力で走り上がっていた。お兄さんに感謝されるのと、目的の家にたどり着いた時の征服感が好きで、少しも苦にならなかったのだてへぺろ


この様な生活を何年か続けた後、お兄さんの後を次いで山里の数十軒の家の新聞配達を任されるようになった。(当時は親の承諾があれば配達のアルバイトが許可されていたびっくり)

新聞配達と言っても田舎町なので、他に牛乳やヤクルトも一緒に配達する何でも屋ポーン小さなカラダの小学生には大きすぎる26インチの自転車を毎日漕いで家々を回った。



時には、雪道で滑って牛乳を台無しにしたりしたが、殆ど病気をする事も無く、新聞休刊日や旅行などで家を開ける時以外はほぼ毎日自転車を漕ぎ、坂の上には走り上がるという生活を中学卒業まで続けた口笛口笛


この様な生活を続けた結果、気付かない内に心肺能力が鍛えられ中学のマラソン大会ではトップでゴールテープを何度も切る事が出来たスター




今から4年前、仕事に疲れ体も弱ってた私がふと思い出したのがこの出来事で、自転車に乗り始めた原点である爆笑

人に指図されるのが嫌で、自分のしたい事はトコトン追求する性格の私、原点に立ち返った時単純に、

『好きな自転車を乗り回し色んな場所を征服する』

と言う結論に達し現状を打破する事が出来たのだウインクウインク


『好きこそものの上手なれ』

自分で選んで自分の足で進んで行くキラキラ

これからもこの精神で突き進んで行こうと思っている(^_−)−☆