いやー忙しい
フィレオフィッシュ大好き
週2でいけるMDです
この話の続きと言えば続きです。
英国のエコノミストと言う雑誌が作成した
ビッグマック指数と言うインデックスがあります
ここから為替のレートを各国のビックマックの価格から算定 説明出来るという学説が色んなところで紹介されています
その国の購買力が為替に反映していると言う考えに基づくらしいです
具体的に言うと
今日現在、バーガーセットに日本人は1000円しか払えないけど、
アメリカ人は同じバーガーセットに11ドル払える状況であった時
為替レートはいくらになるのか? と言う話です
(その国によってバーガーの大きさのポテトの量もコーラの量も結構違うわけで、その辺は調整して1000円 vs 11ドルとしています)
上記であった場合 1000÷ 11で答えは、91円、
これが理論上の為替レートだと言う考え方です
ところが実際のレートは現在154円です
この時点で既にこの理論は💩ですね (笑)
まあ一旦許しましょう
グラフです
過去数十年のトレンドを見ると、以下の通り、一見すると流れが一致しているように見えます
いや流れは一致してるんです
(こう言う絵データに騙されるのがホモサピエンス)
但し相関関係は無いのです🤣
たまたまトレンドが同じだっただけだと考えています
過去40年間、円高に推移したのは別の要因です
果たして、購買力が為替レートの決定に影響していたのかと言うところは実は何も証明されていません
逆に影響していないと言うロジックを披露しましょう(完全オリジナル説)
現在例えば理論上、
上記のように91円の為替レートだとしましょう
さて5年後
ここからアメリカ経済がぐんぐんとさらに伸び
日本経済はぐんぐん下げたとしましょう
例えば、その結果、日本の賃金がどんどん下がり、店舗家賃もただ同然となってビックマックセットが500円で食べられるようになったとしましょう
(下記、バーガーコスト調査ご参照)
一方で、景気が良いアメリカでは間接費のコストが上がり同じものが20ドルに値上がりしたとしましょう
すると?
理論上の為替レートは25円になります(笑)
なんか違和感ありません?
て言うかおかしいだろコレ!
完全に狂ってます
購買力平価→為替レートの考え方は実は
経済が弱い国の通貨が強くなる方程式なのですよ
ビッグマック指数や購買力から為替レートの動きを説明しているエコノミストや自称専門家さんは疑った方が良いです
じゃあ真の長期的な為替を動かす要因はと言うと?
それは言えない(笑)
(公開すると命が危険 ← こんなん言うてる時点でw)
金利? そう言う人が今や正論とされていますが金利は副次的なものでしょうね
トルコリラとか超やっすいし
米国内でも購買力はこんなに異なる
まるで別の国
(州別最低賃金表)
賃金の高い
米国トップ数州で米国GDPの半分行く(但し下記表から暗算)
(州別GDP割合)
No way!
私の分析 ↓
食材30% 世界同一価格
賃金30% ローカル価格
賃貸料7.5% ローカル価格
宣伝費3% ローカル価格
その他費用7.5% ローカル価格
その他費用(2) 9.5%ローカル価格
利益12.5% ローカル通貨
まとめますと
ハンバーガ販売価格の中身は最低でも3割が全世界共通価格
7割がローカル 現地価格です
30%世界同一価格(コモディティ部分)
57.5%ローカル価格
12.5% 利益(ローカル通貨)
おいおい ↓
ドル ずっと買ってます
今日はもう154円ですね
ユーロずっと売ってます
今日は1.67のローまで到達
日本のスムースな景気の落着を希望しているのですが果たしてホバリングエンジンは機能するのか
(30年来のド高値でずいぶん買ったの知ってる)
(じゃあ売ったのは誰? ってとこに真相がありますね)