
散髪屋さんに行った。
いつものインド系のご夫婦が二人で切り盛りしているお店
ドアを開けるといつもの風景
店内もインド風
ゆったりスペースに細かい水色のタイルの床
散髪台は4基
奥さんの方が唯一のお客さんの髪を切っていた。
目で挨拶を交わすも、表情にどうも元気がないのが若干気になる。
気のせいか顔色も良くなさそうに見えた。
随分待たされた後、やっと旦那さんが奥から出てきた。散髪台に座れという。
いつものとうり、最初にクビにトイレットペーパーを巻かれる。
シンガポールで最初にローカルの散髪屋に行った時に初めて経験した時はびっくりしたが慣れると妙な安心感がある。
「長さはハーフインチほど切って、 髪量が多いのでボリュームダウンのトリミングを」
と言うのも毎回同じ。
言わなくても すきバサミで髪の量は限界まで落としてくるんだけど、言わないと落ち着かない(笑)
今日はでも旦那さんの様子がいつもと違う。
ようやく散髪バサミを構えるも、なんと急に手が震え始めた。
「大丈夫ですか?」
これでは散髪どころではない。
旦那さんはハサミ✂を手に持ったまま
「もうダメだ。もう終わりだ」
と言い、頭を押さえている。
そこで私は察した。
「ひょっとして株ですか?」
前からこのご主人は過去の話を時々していたのだ。
「ああ、あっという間に財産が5分の1に減ったよ」
「もう人生終わりだ」
と言ってうつむいたまま、近くのストールにどかっと座ってしまった。
奥さんと一緒にやりくりして貯めたお金が一気になくなった。
一番かわいそうなのは奥さんだろう。
がらんとした散髪屋
照明も暗めだが、 この雰囲気はもっと暗い
その場にいてもどうにもならないので、
しょうがなく外へ出た。
あのご夫婦はしばらく大変。
でもまあ、散髪屋ができるので後は気持ちの問題だ。
また稼げばいいだけ。
グッドラック、である。
そんな騒動に付き合わされて外に出てもまだ明るい。
その後、気を取り直して会社での夕食会に参加。
日本レストランで居酒屋風なところで同僚たちとビール。
会社行事でこうやって飲みに来るとやっぱりそこにはヒエラルキーもあり表面上の話になるんだなそれでもかなり楽しい。
不思議なもんだ。
少し向こうのテーブルにいるサラリーマンの集団に目がいった。
昔香港に駐在していた時に一緒に働いていた後輩がいた。
彼は10年ほど前に会社を辞めて転職したのだった。
彼もどうやら会社の集まりらしい。
この地に駐在している様である。
特に仲がいいわけでもないので会話をする必要もないが、どこかの集まりでまた会うことがあるだろう、とこちらの夕食会も終了したので階下にあるサロンへ降りる。
その広くてゆったりしたサロンには白い豪華なソファーが何脚もあり、お茶が飲める。
部屋のつくりも、白がベースで結構豪華だ。
預けていた宝飾をそれこそトレージャハンター達が使うようなストールから取り出す。
かなり長い首飾り。
二重、三重にして首からぶら下げて使うのだろう。
金の薄いプレートや環っかが無数に連なって光を返してくる。
取り出した瞬間、 どこかに首飾りの一部が引っかかったのか 糸が切れて 細かい近辺やら何ミリほどの細かいビーズがサロンの床一面にばら撒かれてしまった。
件の元後輩も半階上のソファにいたようで、この騒ぎに私を認識して会釈してきた。
昔から感じのいい男だった。
でも今はそれどころではない。
ウン百万の首飾りのパーツはバカ高い。
一つ残さず拾い集めないと。
以上、 とてもハッキリ覚えている夢でした。
なんか意味あるんだろうか。
夢に出てきた後輩の才能には嫉妬してた。
敵わないと思ってた。
首飾り崩壊のくだりは いつも何か発生して追いまくられてる状況にそっくり。昨日の金曜日で仕事納めだったのに、ちょっとした契約が年末ギリギリになって勃発。休日出勤でした。落ち着きません(笑) 皆さんの方はステキな連休になりますように。
(おまけ)
あの散髪屋は基調のブルーがもっと薄く、
フロアももっとスペーシアスだ。

首飾りが崩壊してばら撒かれてしまったサロン
