普段は新聞を読む時間がないので、ケインは「読み溜め」ならぬ 「溜めて読む」を実践しています。
今日読んだ新聞は今年の5月4日の新聞。 大体こんなサイクルです。 三ヶ月遅れで読むことが多いです。
子供へのシツケに関する記事がありました。
とある国の研究者が実験をしました。
4歳児に各自にひとつのマシュマロを与え、実験者は部屋を出ます。 部屋を出る際に子供達にこう言います。
「私が部屋に戻ってくるまでにそのマシュマロを食べずにいたらそのときはもう一つマシュマロをあげよう」
この実験を受けた子供達を高校卒業まで実験者は調査追跡しました。
結果、4歳児の時に実験者が戻ってくるまでマシュマロを食べずに、もうひとつのマシュマロをもらった子供はそうでない子供達に比べて対人能力に優れ、学業も相対的に優秀であったそうです。
この実験結果は 現在の消費は我慢して将来の消費を目指す傾向を持つ人々が世の中で成功し幸せになれる傾向を示しています。
満足を後回しにする事を比較的苦にしない人々の 「時間選好」を「時間割引率が低い」と学者さんは呼ぶそうですが、難しい言葉はどうでも良いのですが、
「現在の消費」と「将来の消費」のどちらを優先するのか、という視点がここにあります。
親が子供の将来の幸福を願って子供にとって現在つらいことも容認することを「タフ・ラブ」と言うそうです。
「タフ・ラブ」を持つ親は子供を甘やかさず、手を放して子供時代の消費を低く抑えます。
多くの親は厳しくしつけることが長期的には子供の幸せに結びつく、とはわかっていても今の子供の苦しみは回避させてあげたいとい思いがちです。
その結果、せつな的な玩具を買い与え、チョコレートを与えることになります。
これら「現在の快楽」を自分の子供に与える事への言い訳など、この世の中にはいくらでも転がっており、
成人した親であればそのうちの一つを自ら拾い上げてそのカケラをしばらく見つめていれば、自分をも納得させることができるのです。
キリスト教の世界観の中では事故や災難が降りかかっても「神が認めなければ災難も起こらない」とされてます。 これによりキリスト今日では苦しみも将来の人格形成に寄与するものであるという考え方があるそうです。
このため、キリスト教徒の多い米国では日本の親に比べて厳しく子供をしつける傾向にあるシツケ行動の結果データが出ています。
自戒 自戒でございます。
先憂後楽.