出張の移動中に芥川賞を受賞した『終の住みか』という作品を読みました。
芥川賞ってすごい!っていうイメージがあり、自分と同じサラリーマンの方が受賞したと聞いたので、『一度読んでみたい』と思ったのが発端です。
芥川賞ってすごい!っていうイメージがあり、自分と同じサラリーマンの方が受賞したと聞いたので、『一度読んでみたい』と思ったのが発端です。
作品は作者が一人称で数十年に渡る夫婦・家族を語った小説です。
休日で家族3人で観覧車に初めて乗ったその翌日から突然 夫婦の会話が失われ、11年間口を利かなくなる夫婦を描き、その後そういうつらいいろんな過去こそが価値があるものと主人公に語らせています。
主題はそのあたりなんだそうです。
(ちなみに11年間夫婦で会話をしなかったお知り合いの経験をヒントにしたそうです)
主題はそのあたりなんだそうです。
(ちなみに11年間夫婦で会話をしなかったお知り合いの経験をヒントにしたそうです)
数十年を短編に凝縮しています。
小説ですからそういう凝縮、できない事はないでしょうが 事実を羅列するに精一杯となっています。
自分には後味の悪い物語と感じたのは、
小説ですからそういう凝縮、できない事はないでしょうが 事実を羅列するに精一杯となっています。
自分には後味の悪い物語と感じたのは、
『永く家族を続けた重みは『たいていの状況』よりも重いのだ、と言われてもねぇ そうかもしれないけど、これだけの材料で納得しろと言われても困るなぁ』
って思っうのです。
物語を語る主人公の本当の顔、人格、息遣いも最後まで見えにくかったです。
物語に使用する紹介するエピソードのトリッキーさ(特異さ)だけで芥川賞が取れちゃうなんて、って思っちゃうのはあまりに不遜でしょうか。(ちなみに太宰治は芥川賞落選組だそうです)
物語に使用する紹介するエピソードのトリッキーさ(特異さ)だけで芥川賞が取れちゃうなんて、って思っちゃうのはあまりに不遜でしょうか。(ちなみに太宰治は芥川賞落選組だそうです)