先日のシンデレラさんの記事によると日本では小学生に全国共通テストが実施されるそうな。
ケインが子供の頃は自治体がそれぞれ共通テスト的なものをやっていた記憶が有るがこれを全国レベルで行おうというものらしい。
これにより市レベル、都道府県レベルの格差なんかもハッキリと結果として出てくる。それが良いのか悪いのかは両面有ると思うが、少なくとも各レベルでの競争に拍車がかかるのが自然の流れだろう。
競争といえばアメリカの教育の実情の話。
アメリカの研究レベルは世界中から才能が集まり世界のトップグループのレベルを保っている事は間違いないだろう。
これはやはり世界を相手に大学初め、研究各機関が競争している結果。
これはやはり世界を相手に大学初め、研究各機関が競争している結果。
小学生のレベルからこの競争原理は須くアメリカの社会を覆ってます。
例えば小学校の教室で嫁さんが目を丸くした事実をご紹介。
地元小学校の1年生である息子の教室にはクラス全員の名前と棒グラフが記載されたボードがあります。(子供はまだ6歳!)
これは毎週行われる算数のテストの点数を累積的に棒グラフにしたもの。
これは毎週行われる算数のテストの点数を累積的に棒グラフにしたもの。
点数の良い子は棒グラフがぐ~んと上に伸び、できない子は下のほうでショボショボショボ。
ミソは全員のテスト結果を公表している事。
日本だとこういう事はしませんよね。
日本だとこういう事はしませんよね。
グラフが伸びない子供と親御さんの気持ちを考えるとかわいそう、とか考えるのが日本では普通じゃないでしょうか。
日本の社会で経験した不自然なまでの平等主義も居心地が良いものではなかったけど、幼稚園児の年齢の子供の頃からここまでやると競争が自然なものだと子供の意識に根付くよなあと思った次第です。
これが良いか悪いかは難しすぎる話になるので割愛。(爆!)
さて教室内というミクロの視点から目線を高めて行くと別の競争が見えてきます。
それすなわちクラス毎の競争。(要するに担任の先生方の間の競争)
もっとマクロ度を上げていくと 小学校間の競争。
当地でも地域の共通テストの各小学校別の平均スコアがWEBなどでバッチリ世間に公表されてます。
そして点数を上げた小学校の校長先生はさらに出世していく仕組み。
日本では「どんよ~り」している教育現場もアメリカでは究極の競争社会がこうやって上手く機能しているんですね。
それすなわちクラス毎の競争。(要するに担任の先生方の間の競争)
もっとマクロ度を上げていくと 小学校間の競争。
当地でも地域の共通テストの各小学校別の平均スコアがWEBなどでバッチリ世間に公表されてます。
そして点数を上げた小学校の校長先生はさらに出世していく仕組み。
日本では「どんよ~り」している教育現場もアメリカでは究極の競争社会がこうやって上手く機能しているんですね。
ちなみに近所の高校のWEBホームページの表紙は
「祝 xx地区 共通テスト学校別スコア3年連続第一位!」というもの。
「祝 xx地区 共通テスト学校別スコア3年連続第一位!」というもの。
日本の進学高校でも特に公立高校ではここまで露骨にこういう表現はしませんよね。
皆様もうお気づきでしょう。 文化が違うんです。
6歳の算数ができない子供の名前が公表されたり、スコアが高い事を堂々とアピールすることは、アメリカでは「普通の事」なんですね。
普通の事なんだから点数が低い子供の親も「まあしょうがないよな」と思うし
スコアが一位になった高校はそれをもって大アピール、ということも「普通」という訳です。
スコアが一位になった高校はそれをもって大アピール、ということも「普通」という訳です。
ちなみに今までの話は普通の公立学校の話。
私学はこれに輪をかけて我が道を突っ走ってらっしゃいます。
私学はこれに輪をかけて我が道を突っ走ってらっしゃいます。
話が脱線して来ました。日米の文化の比較を語りたいわけではないので話を元へ戻します。
で、こういう競争を公に行う文化の社会の結果生み出されるのが「格差」です。
6歳児の棒グラフの差はどうでもええんですけど、小学校間のスコアの格差は社会へ影響します。
その影響とはこれすなわち近辺の住宅地の価格。
その影響とはこれすなわち近辺の住宅地の価格。
住宅地価格の地域格差の結果、影響を受けるのが治安。
というわけで治安の良い地域と悪い地域はホント雲泥の差というかそれこそ
住む人にとってはまさに「天国と地獄」でしょう。
住む人にとってはまさに「天国と地獄」でしょう。
LA地域でも全米第三位の治安の悪い地域と全米で2番目に治安が良い地域が車でひとッ飛びだったりします。
生活レベルでの話に言い換えると
「あそこの道路越えたらアカン。むっちゃヤバイで!」
てな感じがデフォルトになってます。
「あそこの道路越えたらアカン。むっちゃヤバイで!」
てな感じがデフォルトになってます。
これら地域格差が出来上がる仕組みは以下の通り。
子供は少しでもスコアの良い=教育熱心な小学校へ、というのが普通の親心。
地域の小学校のスコアが良い。(補助金もアップ)
↓
教育熱心な親が子供を通わせる。
↓
勉強する(させられる)子供が地域に集まるようになる。
↓
ますますその小学校のスコアが上がる。(補助金も有るし!)
↓
皆さん、引っ越してくる人気エリアとなり住宅価格の相対的上昇。
↓
子供のいない家庭まで人気に惹かれて住宅購入、ますます価格高騰!
↓
教育熱心な親が子供を通わせる。
↓
勉強する(させられる)子供が地域に集まるようになる。
↓
ますますその小学校のスコアが上がる。(補助金も有るし!)
↓
皆さん、引っ越してくる人気エリアとなり住宅価格の相対的上昇。
↓
子供のいない家庭まで人気に惹かれて住宅購入、ますます価格高騰!
以下、輪廻転生。
そしてモノゴトには表と裏があります。
上記天国行き輪廻転生の裏側を覗いてみましょう。
地域の小学校のスコアが振るわない。
↓
補助金カット。
↓
教育器具も揃わない。
↓
教育熱心な家庭は転校していく。
↓
ますますスコアが悪化。
↓
地域の住宅地の人気低下。
↓
住宅価格の相対的下落。
↓
地域の治安悪化。
↓
不動産価値の更なる下落。
↓
補助金カット。
↓
教育器具も揃わない。
↓
教育熱心な家庭は転校していく。
↓
ますますスコアが悪化。
↓
地域の住宅地の人気低下。
↓
住宅価格の相対的下落。
↓
地域の治安悪化。
↓
不動産価値の更なる下落。
かくして格差は広がっていきます。
このような流れが有る限りケイン家もどこかでしがみつく必要がありますね。
次に語りたいのは、
「お金持ちの家庭の子供はなぜかスコアが良い」という事実。
「お金持ちの家庭の子供はなぜかスコアが良い」という事実。
この事実は厳然と存在するんです。
ここアメリカに来て初めて感じました。
また気が向いたら書きます。
ここアメリカに来て初めて感じました。
また気が向いたら書きます。
以上。