ここのところ、株式市場が荒れてます。と言うかガンガン下がってます。
引き金を引いたのはNYの市場で1ヶ月くらい前のことでした。

アメリカ株が下がったひとつの理由として、
いわゆるサブプライムローンの問題への懸念が指摘されています。

これは低所得者への無理な住宅ローンの事で、当然通常の住宅ローンより金利も高くなってます。
「やっぱりその借金、オレには返すの無理だったよ!」
というような訳で借金を返せなくなった人が急増している問題です。

プライムローン全体の延滞の割合が15%以下だったのが今ではじわじわ上がって20%近くにまでなっています。ちなみに普通の住宅ローンの延滞率は5%以上ですがヒトケタ台。

ちなみに最初の貸し手の一部はこれを証券に変え、サヤを抜いてさっさと他の人に債権を売っぱらています。
なので支払いの延滞が増えても自分の腹は痛まないんですね。だってもうババ(債権)は他人に渡しているのでカネを貸しているわけではないですから。
某日系証券のNYがいち早く損金引当を先週実施・公表しました。
公表できるということはまだ体力が残っているということで○です。

今回まだ救いがあるのは、このババ抜きゲームはまだ金融機関+大口投資筋の間でほぼ収束してそうな事。もう少し時間がかかっていればさらに小口化されて弱小個人にばら撒かれていたはず。
そして高金利回りの証券!!として売り出され、小金持ちの財布を狙った挙句、紙くずになっていたことでしょう。

庶民が無理なローンを組んでしまうのは世界共通、悲しい人間のサガのようです。

ケインは日本でバブルの崩壊を横目で見(1989年)、香港でバブル崩壊(1999年)を経験し、今(2007年)ここLAでとてつもない値段が付いているバブル末期の住宅を見ています。
そしていつも「泣き」を見るのは普通の人々だったりします。

年収の10倍なんかのローンを平気で背負っちゃうことに対する個人の無感覚にも問題はありますが、
「今買わないと一生家なんて買えないぞ!」
と煽る住宅販売業界、金融業界、TV 雑誌も倫理上の問題があります。
どの時代、どの国でも同じ手法が利用されています。なんだかな~。

でも・・・倫理上の問題なんて資本主義の世界ではクソくらえなのです。

皆、カネを儲けるために知恵を絞り、働いているわけで虚言にダマされ踊らされる人々の方が悪いのかもしれません。そして彼ら(多くの場合、庶民です)はツケを払わされます。
中には一生再起できない損失を背負う人々もいます。

株の話を書こう思いましたが話が脱線してしまいました。
しょうがないので今日はこの路線で突っ走りましょう♪

で・・・・言いたいことはですね・・
とどのつまり、自分でモノゴトの本質を捉えないと、どんどん他人から搾取されると言う事です。
あまりに厳しい現実ですがこれが事実です。

「自分でモノゴトの本質を捉える能力を養うこと。」

これこそが子供達への教育の目標の一つであると思います。
これだけが目指すべきゴールでは無いですが目標の一つではあるはずです。

この目標を達成するに必要なアプローチを考えてみました。

事象の多面性を見逃さないこと。(ウラを読む)
事象を捉えるためバックグラウンドとなる知識とか計算能力を持つこと。
歴史に学ぶこと。経験に学ぶこと。
そして自分を客観視する能力。

うーん こうやって書き出すと自分でも全然達成できていないです(爆!)

了。