前回の設定とは全く違うのを妄想できたので、お届けいたします笑
題しまして、
”ハッピーハロウィンな子供たち”
人に悪戯(いたずら)し、なんでも喰らってしまう卑しい餓鬼の退治(強制送還)をしている子供(小鬼)たちの物語。
~退治屋の子供たち~
もともと荒ぶる小鬼(鬼神)たちで悪さばかりしていたが、どこからかやってきた謎の陰陽師(実は閻魔大王)に勝負で負け、彼の使役する式神になった。
<彼らは勝負に負けたことがなく、つねに勝組だったため、負けたときのショックは大きかった…らしい>
以来、人間界にまぎれこんでいる餓鬼たちの退治(元の餓鬼道へ返す仕事)を任されている。
小鬼たちは謎の陰陽師が閻魔大王だとは気づいていない。
陰陽師のことは”主(あるじ)”と呼んでいる。
退治屋(彼ら)の報酬は500円
(これは彼らが1日中食べて満足できる駄菓子の量の金額から設定されたもの)
退治屋の子供たち(謎の陰陽師<閻魔大王>の式神 八部鬼神衆=頭にふた角をもつ)
※彼らの名前は主人である陰陽師<閻魔大王>が命名(名を与えたことで彼らを支配している)
~卯目と百々~
卯目(うめ)
双子の兄。ピンク色の髪に褐色の肌。結んだドレッドヘア。ピアスホールが百々(もも)より多い。
青白い雷の気を操る。とくにチョコレート系が好き。
愛用の武器は”天稲妻金棒(てんのいなずまのかなぼう)”雷をまとう。
陰陽師 甘之惹(あまのじゃく)から与えられた式神数は1。
1は始めであり、天の気を増す数秘とされている。
一人称は”俺”
百々(もも)
双子の弟。ピンク色の髪に褐色の肌。結んだドレッドヘア。
黄色みが強い雷を操る。床ボウキの武器を手に持っている。とくにラムネのコーラー味が好き。
愛用の武器は”電々槍太鼓(でんでんやりだいこ)”雷を落とす。
陰陽師 甘之惹(あまのじゃく)から与えられた式神数は9。
9は矛を意味し、攻撃を増す気の秘数とされる。
一人称は”オレ”
~若草と青葉~
若草(わかくさ)
双子の兄。緑の髪で、いつも棒のキャンディを舐めている。
花(草や蔓など)の気を操る。硬い水色のカボチャの鈍器を手に持っている。とくにソーダー味が好き。
愛用の武器は”鬼岩金槌(おにいわのかなづち)”見た目からは想像もできないほど硬い武器。
陰陽師 甘之惹(あまのじゃく)から与えられた式神数は7。
7は盾を意味し、守備を強化する気の秘数とされる。
一人称は”わしゃ”
青葉(あおば)
双子の弟。緑の髪で、いつも棒のキャンディを舐めている。若干、若草よりもより目がち。
木(枝やツタなど)の気を操る。ミルクやイチゴ味が好き。
愛用の武器は”樹根輪(じゅねりん)”車輪に鎖がついており、投擲としても使える。
陰陽師 甘之惹(あまのじゃく)から与えられた式神数は4。
4は安定であり、地の気を増す秘数とされる。
一人称は”わいっち”
~雪月と春日~
雪月(ゆきづき)
双子<春日>の兄。白髪でショート。イケメンでクール。
氷の気(冷気)を操る。駄菓子ならなんでも食べる。
愛用の武具は”雪数珠と五行札”冷気と五行の鬼力をあつかう。
陰陽師 甘之惹(あまのじゃく)から与えられた式神数は6。
6は芸術であり風流とされる。雪などの冷気を増す数秘。
一人称は”雪月”
春日(かすが)
双子<雪月>の弟。黒髪ショートですぐ舌ベロをだして餓鬼を挑発する。
水の気(温泉含む)を操る。せんべい系が好き。
愛用の武器は”泉錫杖(いずみしゃくじょう)”水を操る。
陰陽師 甘之惹(あまのじゃく)から与えられた式神数は3。
3は流れを意味し、水を気を増す数秘とされる。
一人称は”おれっち”
~蓮侍~
蓮侍(れんじ)
オレンジのような明るい赤茶髪を後ろで結んでいる。
火の気を操る。ポテトやコーンなどのスナック類が好物。
愛刀は”棲美木刀(すみのぼくとう)”鬼力で炎を纏う。
陰陽師 甘之惹(あまのじゃく)から与えられた式神数は2。
2は激を表し、炎など熱気を増す秘数とされる。
一人称は”オイラ”
~羌~
羌(キョン)
風の気を操る。キャラメル味や塩味のポップコーンを好んで食べていることが多い。
愛用の武具は”軍配月日風扇(ぐんばいげっぴふうおう)”陰陽の鬼力を自在にあやつる風をおこす。
陰陽師 甘之惹(あまのじゃく)から与えられた式神数は5。
5は自由を表し、なにものにも染まらない。風の気を増す秘数。
一人称は”自分”
~式神の眷属~
卯目と百々のピンク色の犬…単純。
サクラとスモモ…餓鬼の匂いを嗅ぎわける。陰<サクラ>と陽<スモモ>の気を持つ。
若草と青葉の九尾の小狐…気取っている。
クロマメとモミジ…餓鬼を拘束する能力を持つ。陰<クロマメ>と陽<モミジ>の気を持つ。
雪月の犬…主人想い。
凡々(ぼんぼん)…餓鬼に噛みついたらとことん離さない。
退治屋の子供たちのルールに、あいさつは絶対に必要なこと、とされている。
※お互いあいさつをしあうことで鬼神同士の争いを避けてきた経緯に由来する。
~閻魔大王~
閻魔大王(謎の陰陽師でもある)
冥界の神で、鬼たちを支配している。
通常業務は、死者を裁き、次の世界(六道)へ誘うこと
餓鬼道の餓鬼たちが人間道へ流れ込んでしまっている状態をなんとかするべく、
お昼休みに陰陽師に扮して小鬼(鬼神)を負かし(式神として)使役している。
そして、なぜ餓鬼道と人間道がつながったままなのかの原因究明も行っているが、
通常常務が忙しく、なかなか解決できていない。
人間界のことは小鬼たちに任せっきりである。
一人称は”ワシ”
~謎の陰陽師 甘之惹~
陰陽師 甘之惹(あまのじゃく)
閻魔大王の魂の1000分の1の欠片(そんざい)。
業務が忙しい閻魔大王が己の魂を切り離して逃げた餓鬼を捕獲させるため自我を持たせた。
能力は閻魔大王の1000分の1だが、人間界では国をひとつ消滅させるだけの力があるため使えず…
ゆえに、小鬼八部衆たちを式神として使役している。
おもに陰陽の秘数術を使うが、人間界では力を使えないため、式神たちをあつかう。
武器はもたずに、指の印をきる(組む)ことで霊力(神力)を発動する。
※上記理由から人間界で自信が活躍することがほとんどないので、普段は日本各地を旅して満喫している。
これは母体の閻魔大王の願望が甘之惹の魂に影響しているためのようだ。
閻魔大王みずから魂の欠片に与えられた秘数は8。
8は愛を表し、中心であるもの。慈しみと保護の数秘とされる。
一人称は”ボク”
~閻魔大王の眷属~
普段は天界におり、あまり帰ってこない閻魔大王の天界での館の管理を任されている4人の小さな天女。
もともとは宝玉(宝石)で、閻魔大王の息吹で館の方位を守る(管理者)天女として誕生した。
閻魔大王の眷属の証しとして1本角が与えられている。
※閻魔大王の眷属である天女は、西洋の神たちの宴に招かれた時に出会った天使たちを手本にしている。
~あおまる~~
あおまる~(ひとりだけ、~でのばす呼び方)
瑠璃から誕生した青い髪の天女。
狼のような耳をもち、青い髪を三つ編みにしている。。
館の東を守護(管理)しており、閻魔大王の食事の担当もしている。
手先が器用な職人肌タイプ。性格は冷静沈着。
声に強い霊力がこめられているので、普段は無口または小声でしゃべる。
静止の声(遠吠え)を持つ天女。
閻魔大王から与えられた秘数は11。
11は霊力そのものを表し、気力を増す数秘とされる。
一人称は”あたし”
~あかまる~
あかまる
虎目石から誕生した黄色い髪の天女。
ネコの耳に見える大きな髪飾り(リボン)をつけている。
右目に白薔薇の眼帯をつけているのは強い霊力が瞳に集中していて両目をあけていると疲れてしまうから。
館の西を守護(管理)している。
解除の鍵を持つ天女。
計算につよい商人気質。性格は、とても気さくで陽気。
閻魔大王から与えられた秘数は22。
22は公平を表し、夢を具現化する秘数とされる。
一人称は”うち”
~フジまる~
フジまる
紫水晶から誕生した藤色の髪の天女。
ショートカット。
館の北を守護(管理)している。
知識欲があり、暇があれば書庫の本を読み漁っている。
治癒能力も高い。
性格は大人しいが、芯は強い。声や音を真剣に聞かず聴き流すタイプ。
耳に強い霊力が集中しやすいので普段はあまり人の話しを聞かないようにしている。
封印の錠前を持つ天女。
閻魔大王から与えられた秘数は0。
0は終わりを表し、夢と現(うつつ)を意味する。本質をあばく数秘。
一人称は”私(わたし)”
~ツタまる~
ツタまる
瑪瑙(めのう)から誕生した髪が緑の褐色の天女。
髪を少し束ねてツインテールにしている。
館の南を守護(管理)している。
歌や踊りが大好き。宴会の際は率先して舞う。
性格は明るい。ボクっ子だが、少し甘えん坊な面もある。
唇に強い霊力が備わっているため歌うとみなが魅了されてしまう。
ゆえに宴以外での歌を禁止されている。
解放の鈴を持つ天女。
閻魔大王から与えられた秘数は33。
33は豊かと福音を表し、祝福を与えるとされる数秘。
一人称は”ぼく”
眷属の天女たちは、閻魔大王のお使いで、定期的に地上にいる天之惹のもとへ現れるが
その際、小鬼たちに1本頭(いっぽんあたま)と呼ばれるため、対抗して小鬼たちを
2本角(にほんずの)と呼ぶ。
=天界の閻魔邸=
1階平屋だが、とても広く、天井が高い。
館の中央には鳥居に似た大きな門があり、そこからみな出入りしている。
ざっくりとした各位置は、
東側に機能的な台所、西側にでかく頑丈な金庫、北側にたくさんの本がある図書室、
南側には美しい庭と舞台があり、おもに宴はここでひらかれている。
その他、露天風呂や寝室、客室、居間、蔵、厠などがある。
~鬼城瑛斗~
鬼城瑛斗(きしろえいと)
「駄菓子屋 鬼城の店主」
小鬼たちが看板の鬼城の文字を見て自分たちの根城だと勘違いし住み着かれてしまう。
超絶ださい服のセンスの男子。
高校を卒業し、祖母から引き継いでお店を経営している。
店での駄菓子の売り上げは少ないが、
ネットを駆使して全世界に販売し、そこそこ儲けがでている。
最近は東南アジアからの注文が多いらしい。
小鬼たちには自分たちの城を管理している人間と思われており、瑛斗と呼びすてされている。
一人称は”僕”
~餓鬼~
六道<6種ある世界のひとつ>において、餓鬼道の住人。貪欲でよこしま。なんでも喰らうたちの悪いやから。
=六道=
6種の世界。
天道(天国)、人間道(地上)、修羅道(深海)、畜生道(妖精界)、餓鬼道(邪鬼界)、地獄道(魔界)
※仏教の世界観とは別ものの設定
=より道=
六道間を結ぶ一方通行の隠された道。現在は何かしらの不具合で餓鬼道からのより道が人間道に繋がりっぱなしでいる。そのため餓鬼たちが地上に出現し、悪さをしだしている状態。
※ハッピーハロウィンの子供たち=幸せ、あいさつ、勝つ、ガキのワードの組み合わせで出来たタイトル。