- 何の番組だったかな?
TVでこの人の話がやっていて、図書館で借りてきました。
- ぼくらはみんな生きている―18歳ですべての記憶を失くした青年の手記/坪倉 優介
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18歳の時に事故で全ての記憶をなくした坪倉さん。
自分のことも家族のことも友人のこともわからない。
たぶん一般的にいう記憶喪失ってそこまでと思ってた。
彼は、人の事だけじゃなく物の概念がわからない。
なので話はできるけど、人の話している事の意味がわからない。
食べる、寝る、お風呂に入るっていうやり方がそもそもわからないし
なぜそれをするのかがわからない。
赤ちゃんの時から少しずつ教えられたことがほとんど失われてしまった
彼と母親の手記です。
そんな彼からみた物のとらえ方に驚かされます。
そこにあるのが今は当たり前と思っているものが、
私もたぶん子供の頃は違って見えていたんだろうなあ。