夫と結婚して11年が過ぎました。
ルイとの付き合いも、もうすぐ7年となります。
ここで一つ、サポーターとして気を付けるべき大事なことについて
改めて、振り返りをはじめました![]()
今回思いついたキーワードは、
「負担の感じ方が違う」という点についてです。
夫とのつきあいで、私と大きく違う点がわかってきました。
それは、彼が 「すごく負担感を感じやすい」ことです。
ルイが生まれたばかりの頃のエピソードです。
ある日、新しいテレビを買いました。
まだ結構大き目の、ブラウン管(?)の正方形のやつです。
重いけど、持ち手のくぼみが両端にあるので
がしっと持って移動できます。
部屋のどこに置こうか、と夫と相談して
窓際かな?
壁側かな?
と「想像しながら」
音が外に漏れにくい所も「想像しながら」
相談してたんですが
だんだんと、夫の顔が「つかれた~しんどい~」というやつれ方に。
テレビの設置場所の相談をはじめて、まだ10分も経っていません。
でも、いかにも「ヨロヨロ」しはじめた夫。
こうなると、相談もなにもできない状態なので
「ここにとりあえず決めるね。後で変更してもいいからね。」と言うと、
ヨロヨロしながら、不満があるのか、決められないのか
憮然とした表情で うなづきました。
憮然としてどうしたのかは、夫に後で聞こうと思い、
とりあえず、先にテレビを設置しないといけないから
「ルイをちょっと抱っこしてて」と
ぽいっと夫にルイをまかせ
私は「ふん
」とテレビを抱え上げて移動させました。
振り返ったら、夫が仰天してます![]()
「どうしたの
」と聞いたら
「いや、重いでしょう
そんな、むちゃなことを・・・
」と
ものすごくあせってました
夫に
「あなたの様子がおかしかったから、疲れてるとおもったんで
私が移動しただけだけじゃない![]()
大したことないよ。
そんなに重くないし
」
と言うと、夫は口ごもりながら、話出しました。
・ テレビの設置場所を、ここにする、あちらにする、と話し合いしただけで
「これを運ぶのは俺か」と思うと疲れてしまった。
・ なぜか「自分が運ばされる」と思い込んで、
「お前がやらないくせに口で指図するな」
と怒りが湧いてきた。
・ 一人で思い込んで怒っていたら、
○○(私)がいとも簡単にひょいとテレビを移動させたから、
びっくりと恥ずかしいのとでショックを受けた。
つまり、「嫁にやらされる感」に襲われて
被害妄想が爆走して
怒り心頭だったときに
私が楽勝でテレビをさっさと移動し
「全く負担ではない」のがさすがにわかって
そんな私と、夫は自分の脳内の爆走とを比較して
「自分はどうして、こんなに負担だと思ってしまうのだろう」
「なぜ、『指図されている』と思い込んだのか・・・俺の性格が悪いのか」
「TVを運ぶということが、『たかがこんなこと』と言う風に考えられなかった。
俺にはめんどうで、しんどくて、重くて、ものすごくおっくうなことだった。」
「やらされる
と、そんな被害妄想しか湧かなかった」
とえらく落ち込んでました。
*この時、夫婦ともにまだアスペルガーと知らなかったです。
こんなエピソードから、夫は私とは「負担」の感じ方が全く違う、
どちらかというと繊細、しんどさを私の何倍も感じやすい、
と理解しました。
私は自分でひょいひょいとしたいし、結構できるので(ドジだけど
)
「負担に思う」ことが少ないです。
逆に、自分が簡単にできることを
人にやらせる方が、「自分が楽してる感」に襲われるので
ちゃちゃっと自分でして、人に負担を与えたくないタイプです。
これらは「個人の感じ方の違い」だから
「そういう事は私が担当すればいいんじゃない。
あなたが苦手で負担に感じることで
私は全く平気、ということはたぶんたくさんあるだろうから
担当わけしたらいいじゃない。
家族なんだし。」
と言うと、この最後の「担当わけ」「家族なんだから」のセリフは
衝撃だったらしく
そういう考え方もあるのかと思った、と
感慨深くその後何度も、フラッシュバックする夫でした。
それ以来、大型ごみのゴミだしや
段ボールをたたんで、まとめて古紙回収に出すことなどは
夫には 「ものすごくおっくうで、負担に感じる」作業だそうで
私がちゃっちゃとやっております。
一人暮らししてたら、これぐらい女もやるんだから全くOK。
気にする夫なので、そう言うと、ちょっと気が休まるようです。
さて、ルイはというと・・・
今のところ、負担に感じる、とか
やらされ感でおっくう、めんどう、とか
そういう思考にはならないようです。
横道にそれているというか・・・
「この段ボールちょうだい
工作につかいたい
」
とか
「ルイも手伝ってあげるよ~
(むりむり
)」とか
好奇心の塊なので
家族・家庭内で発生する作業が苦痛ではないようです。
頭が別のところへ飛ぶ、というか、
純粋になんでも楽しむ というか・・・
きっとこれから先、変化してくるでしょうね。
個人的課題である片付け だけは、
憂鬱でおっくうみたいですし。
アスペルガー夫の「負担感」について書いてみました。
家庭生活を送る上での、大事なサポート要素になっています。