たまに、本当に時々、ですが・・・
夫から、「自分でどうしてもとめられないから、
気になったらとめてくれる?」
と、ひかえめにお願いがあります。
何か、というと
・夜中にテレビを見て、終わりどころがつかめず夜更かしする
・夜中にパソコンで調べものをしていてとまらず、夜更かしする
・することがないのに、夜中に新聞を見たりして、夜更かしする
これを、私からストップしてほしいとのこと。
寝不足がたたって、仕事に若干支障がではじめた時の依頼が多いです。
顔色も悪くなるので、仕事場の人から「大丈夫か」と声がかかり
「これじゃいけない」と思っているのだけど・・・
家に帰ると、気が抜けてしまうからか、自分をコントロールできない。
そんな時に、奥の手の「嫁頼み」となります。
もちろん、やりますとも![]()
テレビの終わりどころは、
コマーシャルに入った時に促せば大丈夫。
「ここから先は、録画しとくよ~」って、目の前で録画を作動すれば
「あ、録画しなくてもいいよ。それほど見たいわけじゃないから」とか
「ありがとう。週末見ることにする」とか
切り替えができやすいです。
パソコンの場合は、
「これは・・・1時間以上、たぶん同じ内容で検索しまくってるな」
と後ろからなんとなく様子を見てて、
終わりどころがないな~って感じた時点で
「この画像は『お気に入り』に入れるね。続きは今度ね。」と言うと
「あ、そんな時間になってる?」と気が付いて、
どっと疲れが出た様子の夫を尻目に
目の前で、検索中のページをお気に入りに入れます。
特にやることがないのに、動くきっかけがなくて
しんどくて、リビングでだらだら~っと新聞を読んだりして
時間がどんどん経ってしまい、寝不足時間に突入する場合は
歯磨きも着替えも、コンタクトをはずすのも、考えるだけで面倒なんだろうな・・・と思って
「そのままでいいから、布団にお入りよ」
と体を持ち上げて寝室にぐいぐい押しやると
「は、このままではいけない
」(超真面目)と
いそいそと、洗面所に向かいます。
こんな感じで、夜中の疲れた動かない頭脳・体の夫に介入します。
結婚当初、私は夫に一切こういうことをしませんでした。
理由は、「猛烈に怒り出すから」です。
人から指摘されたり、心配されたりすると
「指示された」「命令された」「邪魔された」と感じるらしく
猛烈に怒ってました。
心配しても、怒って聞かないようでは、効果もないので
放置してました。
大の大人ですから、自分のことは自分で責任をとらないと、と。
(倒れて仕事を抜けたら、プロジェクトが混乱する、
その始末は自分で考えないといけなくなりますし
自分が抜けた人員の配置を考えないといけない
中間管理職、という自覚もいります)
そしたら、ある時に無理がたたって
明らかに体調も悪く、顔色も土気色で、フラフラ状態になりました。
本人は全く自覚なく、です。
怒り狂われようと、放っておけないピークに達したので
強制的に「病院に行って。ひどい状態だから。自分でわかってないでしょう。」
と私がめずらしく、猛烈に強引に押し切ったので
しぶしぶ、病院に行った、という事件(?)がありました。
そしたら、血液検査で数値が最悪。
点滴も打たれ、その日は「仕事しちゃいかんよ。食べて寝なさい」と
病院から自宅に帰されました。
彼は自覚症状が全くないので、病院にも嫌々行ったんです。
だから、その「いやいやぶり」が、
お医者さんにつつぬけだったようです。
(普段は無表情だけど、負の感情に限って、だだもれに出やすい。)
なので、診療結果に驚く夫に
「今日はなぜ(病院に)来ようと思ったの」とお医者さんが聞いたそうです。
「嫁に絶対いけ、行くまで仕事には出るな、と言われて・・・」と正直に言ったら
「あなた頑固でしょう。誰の言う事もきかなくてもいいけど
心配している奥さんの言葉だけは、聞かないと。」
と諭されたそうです。
放置してたら、本格的な病気になったりするんだよ、とも言われたと。
さらにさらに、
帰宅途中に会社に休む、という電話を入れると
「いつ倒れるかと思ってました。心配してたんですよ~。」と
受付の女性にも
社長にも言われたそうな。
休め休め、と思いっきり後押しされたらしく。
これで、周囲をどれだけ心配させていたか、と
誰が見ても「俺の状態が悪い」とわかっていたのに、
自分は平気でわからなかった、
ということが大ショックで
帰宅した時は、神妙でした。
で、この事件(?)以来、猛反省した夫は、
私が彼の体調を気にする時は
真面目にとるようになってきました。
それでも、自分で「まだ大丈夫」と思っている(思い込んでいる)間は、
誰の言う事もやっぱり耳に入らない
(気持ちが相手の意見に賛同する方に、全く動かないような感じ?)ですが。
こうして、年月を積み重ねて、
ようやく、彼は自分が「体調を崩しやすい」ことに気が付きました。
今までは、体調が悪くても押し切って、偶然倒れずにすんでました。
若さ、のおかげです。
でも、年々、それが不可能になってきました。
疲れが取れない=年を取ってきた、と自覚しはじめました。
そうしてようやく、
夫から「自分はそろそろ限界らしい、しんどい」と思った時に
私からの介入を受け入れられるようになったのは
ものすごい、家族として嬉しいです。
それで、体調が立て直しできて「嫁に頼んでよかった」と実感してくれたとき、
はじめて、「こういうことなのか。相談とか人に頼るって悪くない。」
と悟ってくれるようだし。
そろそろ、また私の介入時が近づいてきたような・・・
今日この頃なので、記事にしてみました。