今回の記事ですが・・・
という記事に、かぶる内容です。
年末ごろの、トラブルのお話。
そのうちの一つの「劣等感」に、体操が含まれていました。
幼稚園で、年度末辺りに、突然、ルイの「苦手No.1」に輝いていた
体操の時間。
園の体操では、週に数回、外部から専門の先生がいらっしゃいます。
幼稚園の先生と違い、体操の専門家ですから
教え方や、サポートの仕方も違うやり方をされます。
ルイは、入園してから運動の時間が大好きでした。
が・・・
年長さんの運動会が終わったぐらいからだんだんと
小学校の準備のようになってきました。
縄跳び、跳び箱、ルールが厳密に決められた運動系の遊びなど。
レベルが上がってきた内容についていくのが大変なようで
しかも、先生の教え方が
「自分を叱っている」と思い込むこともしばしば。
それでトラブって、園生活そのものが不安定になってしまい
家で号泣したことがあったので
1日休ませて、徹底してヒアリングして
私の知らないルイの内面を知ることができました。
それ以降、本人の気持ちの持って生き方や考え方を
少しでも発想の転換ができれば、と
「ソーシャル・スキル・アルバム 」や
私の下手くそなコミック会話の絵話などで、集中してケアしてみました。
知識で世界を知ろうとするルイには
人の見えない心を見ようとさせる(察知させる)よりは
こうして、見える形で「パターン」を教えたほうが、納得度がかなり高いです。
そして、納得がいけばいくほど、不安が解消されるタイプです。
ルイの号泣事件(?)があった後、
体操の先生には、具体的な要望は出しませんでした。
典型的な、小学校にいそうな普通の先生だと感じたのもあり。
ルイには、「今」出会う必要があった先生なんだろうな~と。
小学校準備としての、神様の采配
かな。
一つだけ、担任の先生にお願いをしておきました。
「発達障害の子の感覚遊び運動遊び 」という本の
P18-19ページをコピーして
手書きで「ルイは視覚機能に凹みがあるので、ビジョン・トレーニング中です。
時々動作が思うようにいかない時があり、
この本の内容通りに四苦八苦してますが
体を動かすことは大好きです
」
と書き、
「体操の先生に渡してください。」と連絡帳にはさんでおきました。
(先生には以前、本を差し上げたので園に持っておられますが)
障害うんぬん、の理解は難しいし
体操関係の方は、ビジョントレーニングに詳しい方も多いので
こちらの方が有効かな?と思ったんですが。
体操の先生が、それを見てどう思ったかわかりませんが・・・
とても理解しやすい絵と文章なので、私的には、
「ルイがなぜ体操の時間にあんな風なのか」という
体操の先生のナゾが解けるんじゃないかな~と思ったのでした。
それから、年度末には3回ほど、
そして年が明けて、もう何回も体操のクラスがありましたが・・・
ルイは、元気に明るく参加しています。
「跳び箱が苦手なんだけど、ばこーん
って勢いよく飛んじゃって
お尻が上がりすぎたのよね~。
でも先生が、よくできた
ってすっごいほめてくれた
」
と、ルンルン
な報告もありました。
体操=苦手な時間、という心理的ストレスは
ほぼ解消されたんじゃないかな~という感触です。
担任の先生からも
「ルイちゃん、また積極的になってきてます![]()
ニコニコ笑顔が、戻ってきましたよ~
」とうれしいコメントが。
私が渡したコピーは
「ボディイメージが未発達で、体の動かし方や、
自分の体の大きさを理解できない子がいる」というページで
「悩み」というタイトルの箇所には
・動作ののみ込みが遅い。見本を示しても、その通りにできない。
・家具や人によくぶつかる。前を見ているのに、ぶつかることが予測できない
という、よくルイがやるポカそのものが書いてありました。
体操で先生から指示があった時にルイがこの調子だと
「ふざけている」と取られがちですが
ボディイメージの問題なので、一朝一夕には解決できないのです。
ビジョン・トレーニングで、随分とましになってますが。
「原因」には、眼球運動のコントロールが未発達、とも書いてあるので
ビジョン・トレーニングに行ってます、というメモ書きは
ルイのこの発達凹の難しさや、
凹の部分の底上げのため、多少なりとも本人が園外でも努力していることを
体操の先生なら、感知してくれたんじゃないかな~って思います。
担任の先生の、縁の下でのご協力もあっただろうな、と。
なんにせよ、園生活でルイのストレスとなる一点が
消え失せようとしてくれていることは
私にとってこの上ない朗報です。
ルイの、ニコニコの笑顔が、私にとっては最高の宝です![]()
この本は、ブログの「私が実際に利用した参考図書一覧」にも入れてますが
療育に使えるだけでなく、障害に関してあまり良く知らない方や支援者に
「特性」を理解してもらうのに、バツグンの良書だと思います。