Max Pezzaliのコンサートには欠かせない
バンドメンバーをご紹介します!
 

メンバー紹介は投稿動画にはほぼ上がらず
2時間程度のフル動画でなら
たまにみつけられる感じです。

バンドメンバーは

Max Pezzaliのバンド演奏以外でも

他のアーティストと共演したり

プロデュースしたり、CDを出したりと

それぞれ音楽業界で活躍しています。

 

 

Max Pezzali "Presentazione Band" Tour Max30 - Padova 26/03/23 - 883

↑Jascia86様の動画より 

約6分間のトーク。曲は「Quello che capita」
珍しいメンバー紹介のみの投稿動画。


2023年3月26日にパドヴァで行われた
Max30ツアーでMaxはバンドメンバーを
これでもかと称賛しています。

みんな照れながらも嬉しそうです。
動画の文字おこしができたので
Maxのセリフを翻訳して太字で記載しました。

 

Max Pezzali "Max Forever" (Questo Pala Non è Un Albergo) Roma "Palazzo Dello Sport"

↑Stefano Goretti様より

 


2025年2月2日にローマで行われた
 "Max Forever" (Questo Pala Non è Un Albergo)

約2時間の動画。
1:29:00~
「 La Dura Legge del Gol」の終盤に
メンバー紹介があります。
写真はこちらから引用しました。

 

 

Ernesto Ghezzi 
エルネスト・ゲッツィ 

pianoforte, tastiera, percussioni elettroniche

ピアノ、キーボード、電子パーカッション (2004年~)

 

現在のメンバーの中では最も長く

一緒に活動しています。
883からMaxがソロに転向以来、

ずっと旅を共にしてきました。

彼は19年も一緒に旅をしてきた仲間。
(動画時点・現在は21年め)
素晴らしい会場や、
時にはあまり綺麗じゃない場所でも
どんな時も情熱と楽しむ心を忘れずに、
全国を駆け巡ってきました。
人としても演奏家としても素晴らしい存在。
彼がいなければこのツアーは

成り立たなかったでしょう。
私がステージで右を向くと、
一目で意思疎通できる彼がそこにいる事は
私にとって
大きな幸運であり、誇りです。

ーエルネスト・ゲッツィ! 

↑「Nient’altro che noi」ではハーモニカを披露

 

 

 

 

Giorgio Mastrocola 
ジョルジョ・マストロコラ 

chitarra ritmica リズムギター (2011年~)

 

サウンドの基盤を支えているバンドの柱。
卓越した技術と安定感で、

音楽の土台を築いてくれます。

私が知る最高レベルのギタリストの一人です。
彼は「音楽のカーペット」を

敷いてくれる存在です。
その上に私たち全員が音楽を重ねていくんです。
リズムギターもソロも、どちらも素晴らしい。
音の個性、響き、人柄までもが
音に表れています。

そして彼の真の魅力は、

技術以上にその優しさと謙虚さ。
いつも穏やかで、仲間を包み込むような存在です。
一緒に旅をしていても、常に温かく、

心強い存在です。
本当に素晴らしい人は自分を誇示する必要がない。
彼はその生きた証です。
ージョルジョ・マストロコラ!


 

 

Marco Mariniello
マルコ・マリニエッロ 

 bassoベース (2023年~)

 

情熱的な演奏で、

サウンドを一層引き立てくれます。
最後に加わったメンバーですが、
その人柄ですぐに仲間の輪に入りました。

彼は私たちの新しい仲間です!
(Marcoは動画の2023年から

メンバーになりました)
まだ一緒に演奏するようになって間もないですが、
これからもずっと一緒に演奏していく予定です。
彼は本当に優れたプロフェッショナルであり、
何よりも、人間的な魅力にすぐに気づきました。
彼を心から歓迎します。
ーマルコ・マリニエッロ!

 

 

 

Giordano Colombo
ジョルダーノ・コロンボ 

batteriaドラム (2021年~)

 

他の動画で彼のリズムはバンドの心臓だと
表現していました。
音楽プロデューサーとしても活躍しています。

彼は本当に素晴らしいドラマーですが、
それだけでなく、プロデューサーでもあり
マルチインストゥルメンタリストでもあります。

(複数の楽器を演奏できる人のこと)
皆さんのプレイリストにある曲の中にも、
彼がプロデュースした物があるかもしれません。
彼は音楽全体を見渡す「広い視野」を持っています。
私たちのような多様なセットリストを

演奏するバンドにとって、
そういう視点は本当に大切です。
ダンス・ナンバーから、ロックな曲、
バラードまで幅広く演奏するためには、
柔軟で多才な感性が求められます。
皆さんに彼を紹介できることが光栄です。
ージョルダーノ・コロンボ!

 

 

 

Davide Ferrario
ダヴィデ・フェッラーリオ 

chitarra ritmica, sintetizzatore, programmazione

リズムギター、シンセサイザー、プログラミング (2013年~)

 

多くのアルバムやツアーを手がけた
天才的な音楽的感性の持ち主。
ステージや楽曲の土台を支えるキーパーソン。

彼はギターやキーボードを担当しているだけでなく、
コンサート全体の音楽監督でもある人です。
そして彼はモンセリーチェ出身なんです!

(この時はダヴィデの地元での公演でした)
このステージに私が立っていられるのは、
彼の存在があるからこそ。
全ての楽曲のアレンジや構成を担当し、
膨大で複雑な作業を、
情熱と笑顔でこなしてくれます。
豊富な経験と抜群の感性を持った
レベルの高い音楽家です。
最近の私の楽曲制作にも関わってくれていて、
作曲家・プロデューサーとしても
一緒に取り組んでいます。
今の私の音楽人生において、
とても重要で欠かせない存在です。
本当に心から感謝しています。
ーダヴィデ・フェッラーリオ!

 

ダヴィデは曲に合わせて

何本かギターを変えていて

そのギターストラップの飾りは

なんとサンリオキャラクターです。

東京・多摩にある

サンリオピューロランドに

連れて行ってあげたいですね!

 

↑ハローキティ
 
↑バッドばつ丸

 

それぞれが本当に素晴らしい才能を持っていて、
一緒に演奏するたびに、音楽の魔法を感じます。
みんな本当にありがとう。


コンサートの最後に
「Tanto Pe' Cantàタント ペ カンタ(歌うために)」
というNino Manfrediニーノ・マンフレディ
の曲が流れるとメンバー全員が中央に登場します。

みんなで観客に頭を下げた後は
笑顔で手を振って帰っていきます。
 

 

この時にドラムのジョルダーノは
コンサートで使用したスティックを投げて
観客にプレゼントします。

コンサートを支えた貴重なアイテム、
手にしたファンには一生の宝物ですね。

ゲットしたいなら、中央から

ステージ右側の場所を確保ですよ。
ドラムスティックを手放しているので、
日本のようなアンコールはしません。

 

↑イモラ公演のラスト写真

 

素敵なコンサートを

ありがとうございました!!

 

 

余談ですけどMaxが

バンドメンバーを紹介するときは
Signore e Signori

シニョーレ エ シニョーリ と
改まって観客に呼びかけます。
これは英語のLadies and Gentlemen

レディース アンド ジェントルメンと同じく
「ご婦人方、紳士方」の意味になります。
日本だと「紳士淑女の皆さま」と訳されますね。
「Signoreシニョーレ」は英語の「Mr.」だから
イタリアは日本と同じく男性を先に呼ぶのかな?
と思ったら違いました。

女性単数 Signoraシニョーラ
女性複数 Signoreシニョーレ
男性単数 Signoreシニョーレ
男性複数 Signoriシニョーリ

なんと「Signoreシニョーレ(女性複数)」と
「Signoreシニョーレ(男性単数)」は同じ単語!
男性の単数形と女性の複数形の単語が
同じってどんな罠ですか…。
初歩の単語1つでもイタリア語は難しいですね。