私は生まれてから三十数年間ずっと札幌市に住んでいます。
今まで何度も地震は経験しましたが、最大でも震度4でした。
9月6日(木)午前3時過ぎ。
まだまだ明るくなる前のこと。
突然の大きな揺れに目が覚め、怯えつつも冷静にまずムスメの安全を第一に考え覆い被さりました。
枕元にはムスメの着替えが入った4段タイプの衣装ケースがあり、その上に少し物が置いてあるのですが、それらが全て落ちて来ました
誰にも当たりはしませんでしたけれど。
これは今思えば完全に配置ミス。
そして揺れはとても長く感じました。
3階建て木造アパートの1階に住んでいるので、家が崩れれば私らぺちゃんこだな…と思いながらただただじっと堪えるしかありませんでした。
その揺れの最中に飛び起きたパパが隣の部屋からこっちに来たのが暗闇の中でもわかりました。
そして揺れに堪えながら電気をつけてくれて、程なくして揺れは止まり、パパはリビングに行きテレビをつけて状況確認。
あ、ちなみにスマホの「強い揺れが来ます」的なアラームは揺れが来てる最中に鳴り出しました
…意味…?
そして部屋を見るとウォーターサーバーが倒れている
これが一番大きな被害?だったかな
タンクを交換したばかりでかなりの重さです。
それが倒れるなんて…と思いながら2人で協力して起こしていると、その音でようやくムスメ起床(笑)
あんなに揺れてたのによく寝ていられたな…
外をちらっと見るとアパートの他の部屋の方がお子さん抱きかかえて外に出ていました。
外に出た方がいいのかなー?なんて思いながら3人で床に座ってテレビを見て、飲み物を取りにだったか台所に立ったところでリビングの電気がチカチカしたのが見えました。
あれ?蛍光灯切れて来た?と思った瞬間にテレビが消え、他の明かりも全て消えました。
冷蔵庫の音ももちろん消え、暗闇と静寂。
ギャーーーーーー
って叫びそうな勢い。
もうパニックですよ。
我が家にちゃんとした懐中電灯ってないんですよ。
スマホの懐中電灯を起動して、パパが以前100均で見つけて来た手動で電気を貯める小さな大した明るくもない懐中電灯をつけて、明かりはそれだけ。
外を見るともちろん真っ暗
あ、でも道路挟んだお向かいさんの奥のお宅だけ電気がついてたから自家発電?いいなぁ…とぼんやり眺めたり、どうすればいいのか必死に考えたり。
ひとまずアプリでラジオを聴いたり、オムツとかお尻ふきとかリュックに詰め込んだり、水筒に水入れたり…
あとはもう無駄にウロウロしちゃってました
パパが、とりあえず外に出られるように着替えだけしとこうと言うので動きやすいジーンズに着替えて、ムスメのオムツを替えて待機。
その間揺れたかなー。
どうだったかなー。
そしてパパが、コーヒーでも飲んで冷静になろう。と言うのでウォーターサーバーもお湯がまだ出たのでコーヒーを入れて一息つきました。
そして次の日の仕事がどうなるかわからないしなるべく寝ておこうと言う事で4時半頃から1時間ほど仮眠。
ジーパンで寝るのは少し寝苦しかった
そして朝になり、やはりまだ電気はつかない。
それでもパパは6時前に出勤。
私も出勤になった時に備えて化粧をしてスタンバイ。
保育園の役員会LINEで色々情報を共有してくれて、保育園は開けるけど出来れば休んでほしいとの事でした。
7時過ぎにバスの営業所に電話して営業確認。
全線運休ですとのことだったので、人員配置の担当者にバスが動いていないので出勤できない旨を電話すると、店舗の長に自宅待機と連絡したけど来てない?と…
まじありえない。
下までちゃんと連絡回せよ…。
という事で自宅待機となりました。
だけど子供と2人で自宅にいるのは本当に不安でした。
また大きな揺れが来たら?
避難しなきゃならない事態に陥ったら?
色々考えてとりあえず2、3日分の2人分の着替えとかオムツ、お尻拭き、水、おやつ、などなどを支度したり、浴槽とビニールプールに水をたくさん溜めたり。
テレビが観たいムスメを飽きさせないのが一番大変だったかも(笑)
でも色んな歌を歌ってくれたり笑顔でいてくれたのが心の支えでした。
スマホのバッテリーが切れるのが心配で動画も見せてあげられなかったし、面白いことがあっても写真も撮れず…
10時前にパパから連絡があり、今から帰ると。
余震も多少ある中部屋の中にいたのですが、突然ムスメが「だっこしもするー!」とエルゴを指さしたのでかなり久々にエルゴで抱っこしました(笑)
なんとこんなにも顔が近くなって!とびっくりしながらも意外にまだ快適でした(笑)
そのまま少し周辺を見に行って来ました。
地震後初めて外に出たのですが、本当に信号が付いていなくて…
最寄りのドラッグストアはやっていないし、スーパーや牛丼屋さんにはかなりの行列ができていて。
ファミレスはしまっていました。
バス停には「運休中」の張り紙。
多分初めて大変な自体を実感した瞬間でした。
天気はすごくよくて暑いくらい。
せっかくこんなに天気がいいのにお外遊びもできなくて可哀想に…
そう思ったらなんだか泣けて来たのを覚えています。
近所を一周して戻るとパパが帰って来ていて、そのままパパの実家に行きました。
疲れているだろうから私が運転したのですが、信号がついていない中の運転は本当に恐怖で
でもちゃんと譲り合いで走っている辺り、素晴らしいなと思いました。
時々ついている信号を見るとなんだかホッとしたり、ついてない大きな交差点では警察の方が手信号をしてくれていて感謝したり。
そして実家に到着。
我が家より揺れが小さかったようで置物が落ちたりしたくらいとのことで、安心しました。
オール電化の我が家では調理が一切できないのでガスがある実家では食事面で本当に助かりました。
そして保育園のママ友さんから、電気が復旧して良かったですねーとLINEが来たので、同じ区だしうちもだろうと帰ることに。
実家から離れると電気がついている家があったりでホッとしました
が、自宅の隣の地域に差し掛かると…
あれ?暗い?
まさか…と思いながら自宅近くに入ると、まーっ暗
星がたくさん見えました
こんな星空を見たのはいつぶりだろう
我が家周辺一帯はまだ停電真っ最中でした…
車内で寝たムスメを布団に移動させて、キャンドルを探して来てリビングで5、6個つけましたが、アロマ用の小さいものしかなくて全然明るくない
暗いってだけで気持ちは落ちますね。
そんな中、水道からお湯が出ることに気づきパパはシャワーを浴び、私はソワソワ
オール電化の我が家はタンクに溜めた水を夜間の安い電力で温めているっていう事だったので、停電前に温めてあったのが保温されていたってことかな?
オール電化の強みはここだなと思いました。
それからやっぱり実家に戻ろうということになり、化粧を落として着替えを取りに部屋に行った時にピカピカっと電気がついたんです!
もう感動でしたねー
夫婦で喜びを噛み締めました
テレビをつけると私の住む区が震度6弱であったことを知りました。
それはウォーターサーバーも倒れるわけだ。
それだけで済んでほんとありがたい。
余震の恐怖でやはり実家に行く事に。
実家は昔ながらの?丈夫な作りの一軒家なのでそっちの方が安心だろうと。
そして実家に向かう途中、さっきは真っ暗だった辺りに電気がついていたり、信号もたくさんついていて、もしかしたら実家もついてるかもねーと話していたのですが、近づくにつれて信号が付いていない箇所が増え…
結果その地域一帯真っ暗でした
その晩は何度も余震があり、たまに少し大きな揺れがあって怖かったです。
ほとんど眠れませんでした。
7日(金)
パパは朝5時頃出かけて行ったようです。
職場に電話をしてみるとまだ停電しているようでした。
バスも地下鉄も動いておらず、私は休みになりましたが営業はするそうで店舗近くに住む本社の方が出てくれたようです。
電気がない中どう営業するのかな…と気になりつつも寝不足な私はムスメを義母に任せて8時くらいまで寝かせてもらいました。
それからムスメはばーばお手製のエプロンをつけて、ホットケーキ作ろうね〜と言っているので見に行くとホットケーキミックスがない…と慌てるばーば(笑)
結局私も手伝ってお好み焼きを作ってお昼ご飯になりました。
お昼過ぎ、まだ職場は電気が来ていないので帰る事になったとのことでパパが帰宅。
車を預かってガソリンを入れに行くことに。
場所によっては20リットルまでとか制限があるし3時間待ちとかも聞いていたので覚悟しつつスマホも充電できるしと思って行ってきました。
テレビで地震情報を得たり、朝ドラを見たりして過ごしてました。
意外と進みが良くて、列の最後尾に着いたときにストップウォッチをスタートして給油・支払いを終えてスタンドを出た時にストップしたら38分でした!
これくらいなら全然平気でした
給油量の制限もなかったので満タンに出来ました
喜び勇んで帰る途中、少し大きな揺れがありました。
ひとりぼっちで外で…
かなり怖かったです
ムスメにもう会えなかったらどうしよう…とそればかり不安でした。
帰り道も信号がついていないところがあり、ドキドキしながら戻りました。
結局実家は電気が戻らず、暗くなる前にご飯を食べようという事に。
自宅で冷凍していたけれど自然に解凍されてしまった高級そうな牛肉を持って行ったのでそれと家庭菜園やご近所さんからの頂き物野菜で、カセットボンベを使うホットプレートで焼肉パーティーをしました
ばーば「これにビールがあれば最高なのにねー!」
じーじ「ぬるいビールならあるぞ(笑)」
そんな会話もありつつのしばし楽しい時間でした
実家はお湯が出ないので早めに帰って自宅でシャワーだねって事で19時には帰宅してパパとムスメはシャワーへ。
その時どこかでパパのスマホのバイブ音がして探すと「父さん」の表示。
代わりに出ると「今電気来ました!」とハイテンションの義父(笑)
良かったですねー!と喜びを分かち合い、「じゃあ、お風呂入りまーす!」と満面の笑みが想像できる声を聞くことができてこちらも一安心でした
もっともっと大変な思いをしていらっしゃる方がまだまだたくさんいる中で、停電くらいの被害しかなく済んだのはありがたい事だと思います。
1日でも早く、せめて電気・水・食料・ガソリンなどなどが今まで通り確保できて、安心して眠れる日が来ることを祈っています。