イスラエルからの邦人退避に伴うチャーター機の運用について BY佐藤正久 | ランゴワンの地図

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 2009年の8月、家の仏壇の引き出しから一枚の古地図を発見しました。地図の中央付近には、「ランゴワン」という地名が記してありネットで検索してみると、1942年1月11日、旧日本軍が初めて落下傘による降下作戦を行った、インドネシアの村の名前でした。

 

 

イスラエルからの邦人退避に伴うチャーター機の運用について

[Vol.144] 2023/11/3


 

参議院議員の佐藤正久です。

 

 

日本政府がイスラエルからの出国を希望する在留邦人に向けて手配した

大型ジェットのチャーター機について、搭乗希望者に一人3万円の負担を求め、

利用者が8人しかいなかったことが批判されました。

 

 

毎日新聞によると、「外務省でも搭乗者数の少なさは想定外で、

外務省の幹部が調査で把握していた人数よりもずっと少なかった」

と打ち明けていると言います。

 

 

SNS上では「お金をどうして取るのだ」とか、

「韓国の軍用機に51人の日本人が乗ったが無料だった」など

色々な批判など情報が混沌となりました。

 

 

これは政府の説明が本当に悪かったと思います。

日本と韓国では状況が違っていました。

 

 

日本の場合、イスラエルのテルアビブ空港と成田空港の直行便が飛んでいました。

一方、韓国はテルアビブ空港とインチョン空港の直行便が止まってしまったので、

仕方なく軍用機を出したのです。

 

 

また、チャーター機を利用する場合、商用便が飛んでいる間は、

リビアからの邦人退避の時も含めて、今までもずっと料金を取っています。

今回が初めてではありません。

 

 

今回は、まだ商用便が飛んでいますので、

商用便に乗ってきた人はお金を払っていますから、

チャーター機に搭乗する人だけを料金タダという訳になかなかいけません。

 

 

自衛隊の飛行機の場合は、これはお金を取るわけにいきません。

自衛隊機では、今回83人の方が、イスラエルから日本に向けて退避されました。

ここには韓国人の方も相当程度乗っており、

前回の恩返しということにもなったと思います。

 

 

 

 私も内心ムッとしてました。佐藤さんが外務大臣なら、キチンと説明してましたね。

 

 

 

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