高畑裕太容疑者の“バカ息子”ぶりを事務所関係者が明かす。「周りも二世体質でした」 | ランゴワンの地図

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 2009年の8月、家の仏壇の引き出しから一枚の古地図を発見しました。地図の中央付近には、「ランゴワン」という地名が記してありネットで検索してみると、1942年1月11日、旧日本軍が初めて落下傘による降下作戦を行った、インドネシアの村の名前でした。

 女優 高畑淳子の長男で俳優の高畑裕太容疑者(22)が8月23日強姦致傷の容疑で逮捕されました。

 映画撮影のために滞在していた群馬県前橋市内のビジネスホテルの客室で、従業員の40代女性の手足を押さえつけるなどして強姦し、右手首に軽傷を負わせた疑いとのこと。


「歯ブラシを持ってきてほしい」とフロントに電話し、そこに来た被害女性を無理やり部屋に連れ込み、性的暴行を加え、指に打撲などのけがを負わせた高畑容疑者。容疑を認めたうえ「女性を見て欲求を抑えられなかった。やったことは認めるが、企てていたわけではない」と話しているそうです。


◆高畑裕太の常識知らずは明らかだった


 この高畑容疑者、そもそもお騒がせ二世タレントとして業界では知られていました。

「今回で高畑裕太の芸能生命は完全に終わりましたね」。こう話すのは事情に詳しい芸能関係者Tさん。

「彼は俳優といっても二世タレント。母親の淳子さんの所属する劇団青年座ではなく、ラサール石井や磯野貴理子などお笑いタレントの多い石井光三オフィスに所属しバラエティで活動していましたが、今後の番組起用はないでしょう。

俳優としても、NHK連続テレビ小説『まれ』で主人公の同級生役として人気を集めたのは一時的なもので、舞台からの叩き上げの淳子さんと違って、彼の演技の実力ははなはだ疑問でしたからね」


◆高畑裕太の所属事務所も”二世体質”?


© 女子SPA! 提供


 加えて、高畑容疑者の事務所の体質にも独特のカラーがあると言います。

「天然キャラの無邪気な二世タレントとして押していこうという事務所の方針にムリがあったのではないでしょうか」と語るのは、同じ事務所に所属していたというタレントOさん。


「高畑容疑者に常識が欠けているのは、ふだんの言動やトーク番組での発言をとっても明らかなことでした。それをおバカキャラとして調子に乗せ、演技の実力もないまま、小手先で売りだそうとした結果がこの有様ですよ」


 さらに聞けば、事務所の社長・役員のプロフィールにある共通項があるそうです。


「石井光三オフィスは、昨年他界した石井光三の息女が社長を継いでいますが、実質仕切っているのは、取締役の正司宏行マネージャーです。彼は磯野貴理子の離婚した元夫ですが、大物芸人・正司照枝の息子であり、いってみれば二世気質の根っからの業界人。


この正司氏が高畑容疑者を大変かわいがってましてね。必死にあらゆるつながりに頼み込んだ結果、高畑容疑者がバラエティ番組に出演できていたんですよ」


 つまり、二世の社長のもと、二世のマネージャーが腕をふるい、二世のタレントを売り込んだのだそうな。


◆息子の逮捕で母・ 高畑淳子にも大ダメージ


 高畑容疑者は、今月27、28日に日本テレビ系で放送される『24時間テレビ』の番組パーソナリティとして出演予定で、番組内のスペシャルドラマへの出演が決まっていました。しかし現在、公式サイトから名前が削除されています。


 また、高畑容疑者は今クールのドラマ『仰げば尊し』(TBS系)にレギュラー出演中でもあり、関係者は慌てて対応に追われています。


 それどころか、演技派女優の淳子さんへの影響も。かつて三田佳子の次男が覚せい剤で逮捕された時も、溺愛のあまり息子をダメにした母親というイメージで仕事は激減しました。高畑容疑者も淳子さんの手厚い後押しのもと、芸能界を歩んできたのは、たびたびの親子共演を目にした視聴者の目にも明らか。今後の影響は避けられないでしょう。


親の影響下で仕事を得た二世の行動で、逆に親が仕事を失ってしまう。実に皮肉な展開で、今まで女優高畑淳子が演じてきたどんな役よりもドラマチックではないでしょうか。


<TEXT/女子SPA!編集部>



 二世というだけで食べて行ける芸能界の、甘い体質に問題があるんでしょうね。