何を言っても却下。
今は特に、心に余裕のない人も多くいると思う。
抱えているものが大きければ大きいほど、守るべきものは沢山あり優先順位などつけられないのが普通だ。
『自らやらなければならないこと』と『課せられたものをやらなければならない』を両方抱えている人は苦しい時であろう。
それに比べて私たちは気持ちが楽だ。
与えられたことをやればいいだけ。
そして気持ちに余裕があるから、自ら動くことも出来るし、『どーしたらよくなるか』を考えることも出来る。
ただ私たちは『どーしたらよくなるか』をいくら考えても、上の許可がなくては実行することが出来ない弱者である。
それなら、許可を得ようと提案してみるが…心に余裕がない上司たちは真摯に向き合えず『却下』をする。
『却下』の理由は??
理由がなければ次の提案に生かす材料もない。
もちろんこちらの見当違いで即却下されるのは仕方ないが。
ある程度の経験を積むと、自分の提案に何が足りなかったのか、何が欠落していたのかを考える力はあるのだが、まだまだ提案を覚えたばかりの人にとっては改善点を見出すヒントを与えなければいけない。
そしてそれが『人を育てる』ということではないだろうか、と思うのである。
『何言ってんだ?そんなん出来るわけないだろ?』
こんな却下の仕方された時は言ったらいい。
『何言ってんだ?そんな却下の仕方ないだろ?』と。
『それならどうするか?』を考える力のある部下を作ることは、会社の強味になる。
そのために育てるのだ。
不平不満を募らせてはならない
腐らせてはならない
優先順位をつけてはならない
忘れてはならない
やる気を発見し、花咲かせなければならない。