達成感とは、努力し目指したものを形にして目の前に表すことが出来た時に強く感じる。



目指すものとは…つまり『ノルマ』だ。
もちろん『ノルマ』の大きさによっては長期的なスパンを強いられるものもある。


だが大体の人は、達成感もないまま長期的に同じ作業を繰り返すなんて難しいと思う。


42.195キロ走るのに『〇時間以内で走ってね』としか言わない監督がいるだろうか。

その選手の走りを見て、何キロ地点は何分で走ろう。その次の地点までは何分で走れるようにしよう!と目安を作ってあげたりするものなんじゃないかと思っているのだが…


詳しくもない陸上に例えたのは悪いかもしれないが、ともかく走ってる人に分かりやすい目安を提示し『ここまで来た』『予定通り出来た』『調子いい』と実感させることがパフォーマンスを向上させる上で大切なことであると言いたいのだ。


最低なのは、目安を与えるどころか、何キロ走ればゴールかも教えずに走らせること。


分かりやすくいえば、競技会があるのに自分が何の種目に出るかもおしえてもらえなければ練習の仕方もわからないということだ。


とりあえず走る?
とりあえず鍛える??


何のため????
目標がわからないから、疑問や不安しかなくなる。


疑問と不安しかないのに、それでも頑張れる人などほぼ居ない。


小さな達成を繰り返し、大きな成功をおさめたときに自信を持たせてあげることが出来る監督の方が、きっといい選手を育てることが出来ると思う。



リーダーは監督だ。
メンバーは選手だ。


リーダーとして仕事を任せて貰うこたが増えた今、私は自分のチームメイトには笑顔で『やりきったーーーーー』と言って欲しい。

そして、今日の自分めちゃくちゃ頑張った!!と褒めてあげて欲しいと思っている。



その為に、ギリギリで絶対にやり切れる目標を計画し、最終的にはその日のうちに全てのノルマを達成させるように意識しなければならない。

もちろん、終わるか不安になるようなノルマもあるが、そこは私自身が動いて作業の遅れている分の時間を取り戻していけばいいだけのこと。

幸いにも、私はチームメイトに恵まれているので『終わるかな…出来るかな…』なんて不安にかられた事はないけれど(笑)




私は誰と組んでもノルマは達成出来ると思っている。
もちろん早い遅いの差はある。



うちには良いメンバーしかいない。
だから、ノルマ達成できなかった日は…

メンバーではなく、リーダー自身の問題だということに気づかなくてはならない。


達成感を与え自信を持たせるのはリーダーの仕事。
ノルマ達成は皆のおかげ。
出来なければ私のせい。

色んなタイプのリーダーはいるだろうけど、その3つはどんなリーダーも理解しておかなければならない重要なことなのだろう。