中学生の頃つかられた、「しめお」というあだ名がいやで、
高校は少し離れた所を受験しました。
高校生になった私は、相変わらず多汗症に悩んでいました。
ですが、周りに自分が多汗症であることがバレないように、日々過ごしていました。
制服でしたので、カッターシャツの下に着る肌着は、常に換えをカバンに忍ばせたり、
制汗スプレー等の準備は怠っていませんでした。
ですが、ある日ついに私が多汗症だということがバレてしまう日が来ます。
それは、夏休み前の期末テストの時でした。
今も忘れません、それは数学のテストの最中でした。
私は数学が大の苦手科目でした。
・・・そうです。あまりにも問題が解けないことによる緊張で、
極度の手汗をかいてしまったのです。
まぁ、手汗で答案が湿ることは今までもあったので、どうということはなかったのですが、
時間前、答えを間違えていることに気づいた私は慌てて消しゴムで答案をゴシゴシ・・・。
汗で湿った答案を、力いっぱい擦ったもんだから・・・
「ビリっ!!」
今でもあの時のクラスメイトに嘲笑された日を忘れることはできません。
注目されることによって、さらに異常な汗をかいてしまった私が、
クラスで再び浮いた存在になったのは説明する必要ないでしょう。