基礎知識 その7
最近のフィリピン情勢と日・フィリピン関係
平成19年2月
1.フィリピンの特徴
(1)国土
1946年7月4日、フィリピン共和国独立。
独立時の大統領はマニュエル・ロハス(ロハス現上院議員の祖父)。
面積約30万平方キロメートル(日本の80%)。7,109の島々からなる島嶼国家。
(2)人口及び種族
約8,290万人(うち、マニラ首都圏は約1,000万人。2004年世界銀行データ)。
マレー系が主体。他に中国系、スペイン系及びこれらとの混血、少数民族。
(3)宗教
ASEAN唯一のキリスト教国。カトリック83%、その他キリスト教10%、
イスラム教5%(イスラム教徒の2割以上はミンダナオに居住)。
(4)国家政体
立憲共和制の下、79州から構成。
国家元首は大統領(大統領は、国家元首であると共に行政府の長)。現大統領(第14代)はグロリア・マカパガル・アロヨ(父親は第9代大統領のディオスダド・マカパガル)。
議会は上下両院制。上院は全国区選出の24議席、任期6年で連続三選禁止。下院は250議席(20%が比例代表選出、残りが小選挙区選出議席)、任期3年で連続四選禁止。議会の権限のうち、条約の批准権は上院のみが有する。下院は予算先議権を有する。
(5)名目GDP:976億ドル(2005年、中央銀行、国家統計局等)
一人あたりGNP:1,232ドル(2005年、中央銀行、国家統計局等)
1ドル=約48.5ペソ、1ペソ=約2.5円