今回は韓国のソウル市内にあるレクサスのディーラーさんにやってきました。今回レクサスに来たのはLSのソリッドの黒の磨きができないということをレクサスの上層部の方からの相談でした。こちらのレクサスはすごく大きいです。ショールームから整備工場から板金塗装部門からコーティング部門までひとつの建物に入っているぐらい大きな建物でした。今レクサスは韓国では結構売れているらしくてそんな売れている中での、もっと品質向上したいという想いからの依頼でした。
朝10時に入店して、自己紹介の後、まずはどこがどう違うのか右半分を韓国のコーティング現場責任者の方に磨いてもらいました。 もちろん通訳の方は英語に訳す方と韓国語に訳す方と2人ついてくれました。結構大掛かりなので、おいらも少し緊張ぎみ^^
どこが磨けないのか、おいらも磨き手の目線に入って検証・・・・・・その中でわかったことは、韓国のレクサスの方達の磨きは、コンパウンドは2種類仕上げ剤が1種類の合計3本、ポリッシャー1種類で磨いていました。ポリッシャーにつけていたスポンジはウレタンスポンジが1種類で、3回磨き、3回とも同じスポンジで磨いていました。磨けないというのは 1、ポリッシャーでつけてしまっているバフ目が消えないということ。2、スポンジやポリッシャーはそのままで、コンパウンドだけを交換すること 3、仕上げ剤で最後のキズを埋めてしまっていた事。、ほかにもコンパウンドの中のシリコンや油分の多いものを使っていたこと・・・・・・などなど
そのことについて口で説明するよりか、実際に左半分をおいらが磨いてみました。特別なことはやっていませんがいつもMAXがやっている通りやってみました。まずは養生やマスキングなどは、基本です。 おいらの磨きは、今回のLSについてはコンパウンドは2種類バフは2種類ポリッシャーも2種類の合計4工程をチョイスしました。まずは羊毛バフのトルクの大きいシングルポリッシャー、でコンパウンドはAを使い、大きな傷を取ります。次にコンパウンドと羊毛バフはそのままで、ポリッシャーだけをギアポリッシャーのトルクの大きいのに変えて磨きました。その次はシングルポリッシャーにスポンジをつけてコンパウンドBで磨きました。レクサスの黒でシングルを使うときは、熱を持たないように、低速回転で狭い範囲をじっくり磨いていくのです。次はギアポリッシャーにスポンジをつけてコンパウンドはBでじっくり磨きました。
これでおいらも磨きも終り、真ん中のマスキングテープをはずしてお互いを見比べました。ここまでなら見た目は一緒なんです。実はこの時点でおいらはわかっていたのですが、韓国チームのほうは最終仕上げ剤で、キズを隠してしまっていたので、見た目は一緒ですが中身が違う、それをわかってもらうために、ボンネット全体をシャンプー洗車しました。そしたら、右半分(韓国チーム)の方だけキズがたくさん浮かび上がってきて、真っ白になっていました。その後韓国のレクサスの方は、おいらが磨いたほうを、シリコンオフやアルコールで拭いていましたが、傷が浮かび上がってこないということについて、わかってくれたようです^^
直接言葉は通じませんでしたが皆さんはおいらの磨きに対する熱意をわかってくれたようです。少し遅めのお昼ごはんに韓国料理の豚キムチ鍋みたいなのをご馳走になりました。みんなは平気な顔で食べていましたが、おいらは口の中が痛いぐらいの辛さで1人汗だくになっていました。ここではみんなの笑いものになっていました^^食事の後からの、おいらの講義はみなさん素直に聴いてくれていました。これでおいらが、1台の車のために日本から行った甲斐がありました^^    
最初は『誰だ、こいつは』というところからだんだん打ち解けていくところが、同じ仕事をやっている仲間なんだなーと改めて感動しました^^