春を迎えた歓びを求めて たのしみは朝おきいでて昨日まで無(なか)りし花の咲ける見る時 (私の本当の楽しみは、朝起きてみると、昨日まで咲いていなかった花が、 今朝は見事に咲いているのを見る時だ。) 橘曙覧(たちばなあけみ)… 江戸末期の歌人・国文学者。 穏やかな瀬戸内の海、港への入港を待つ船が静かにたたずんでいます。 静かに朝陽が昇ってゆきます。 私は、山の中腹より撮影しましたが、沿岸沿いで多くのカメラマンが撮影していたのには 驚きました。 昇る朝陽に映える菜の花たち 桜より少し早く開花する杏の花たち、梅ほどの香りはありませんが はにかみ、早すぎた恋、慎み深さ、そんな花言葉が彼女たちを ステキに表現しているように感じます。