こんばんは!
本日はかなり久々に楽曲紹介のブログ記事をご紹介したいと思います!
実は後述する小説とセットで同時期に記事を公開したかったのですが,すっかり失念していました‥‥
さて,今回紹介する楽曲はGARNET CROWのJUDYという曲です!
英語ver.のPVも一部あるようです。
この楽曲はGARNET CROWというグループが2011年にリリースしたアルバム『メモリーズ』に収録されています。
メモリーズ (GARNET CROWのアルバム) - Wikipedia
本ブログでGARNET CROWを紹介するのは,初めてだったような気がします!
簡単に紹介すると,
○1999年から2013年まで活動したグループ
○男女2人ずつの4人組
○ボーカルとギター,そしてキーボードが2人という一般的な4人組グループから考えると異質な集団
○「クリエイター集団」とよくメディアで言われていたグループ
○ボーカルの中村さんの特徴的なボイスとそれを活かす楽曲のメロディに支えられた楽曲
といったような感じです。よく使われるWikipediaのリンクを載せますが,より詳しくはファンの方のブログを見つけるほうがいいかもしれません。
作詞を担当していたAZUKI七さんは読書家で,小説の世界観を基に作詞をしていることもあるということをどこかのインタビューで発言していました。(出典を忘れてしまいました…)
今回紹介するJUDYも小説の世界観から作られているようです。
その小説とはカズオイシグロ作『わたしを離さないで』です!
読書メモ CLXXXIX カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』 | 読書メモと自己ログとときどきその他 (ameblo.jp)
この楽曲のタイトルJUDYはどうやら『わたしを離さないで』の表紙に表れているカセットテープ(物語中に登場)に収録されている楽曲の歌手JUDYと同一人物であることを暗示しているようです。
この楽曲の歌詞を読むと,何となく『わたしを離さないで』に関連しているのかなと感じます。
JUDYの冒頭の歌詞
失ってしまったものに出会うという 何処か遠い遠い場所 いつかこの身が自由になる時 行こうねって話したね
これはヘールシャム時代の主人公の記憶を再現しているのかなと想像します。
もちろん完全に同一視することはできないかもしれませんが,歌詞の節々でこれはルースの感情を表しているのでは…というところがあります。
『わたしを離さないで』を読んだことがある方はもちろん,そうでない方もせつないメロディと悲しげな雰囲気の歌詞に惹かれると思います!
ぜひYouTubeでもPV公開されているようですので,一度聞いてみてください!!
最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)/